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威風堂々。古生代デボン紀のモロッコの地層から採集されたウミユリ(Scyphocrinites elegans)の化石/【ot1532】
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およそ4億年前の海中に棲息していたウミユリ(Scyphocrinus属)の化石です。
ウミユリの茎、冠、触手のすべてが残された完全体です。海中に触手が漂うかのような美しいポーズにご注目下さい。
多数の触手が漂う様、非常に美しい標本です。採集後、時間が経過したことにより暗色化が進行。渋い味わいに変化しています。
一見、植物のように見えますが、ウミユリはれっきとした動物です。
根を海中の岩などに張り、冠を固定させ触手を漂わせプランクトンを捕食していました。
冠(クラウン)の保存状態は特筆すべきものがあります。
このように横に倒してもなかなか良い感じ。
左右30センチ超え。非常に立派な個体です。
そして、なんと言っても、プランクトンを捕食していた、この触手の保存状態。非常に立体的で陰影が美しい。
クラウン残された球体。
肉眼でもはっきりと分かる、極めて高い保存状態。
崩れかけている部分はわずか。
茎。
ほとんどの部位があるべき位置にあります。死後、早い段階で泥に埋まらなければこうはなりません。
裏面にも茎などが多数残されています。
いかがですか?この堂々たる姿。
本来のアングルで展示。スタンド置きで十分安定します。100円玉と比較すると分かる威風堂々たるサイズ。
商品スペック
商品ID | ot1532 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 威風堂々。古生代デボン紀のモロッコの地層から採集されたウミユリ(Scyphocrinites elegans)の化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体最大長さ32cm 触手幅21cm / 母岩含め全体42.1cm×21.8cm×厚2.5cm |
商品解説 | 威風堂々。古生代デボン紀のモロッコの地層から採集されたウミユリ(Scyphocrinites elegans)の化石 |
ウミユリとは?
ウミユリ(海百合)は植物ではありません!
「ユリ」の名前がついているために植物だと思われがちですが、実際はヒトデやウニと同じ棘皮(きょひ)動物の仲間です。各国の海(深海)に棲み、体長は35~50cm。
棘皮動物とはechinoderm というギリシャ語由来のラテン語を直訳したもので、 echinoderm とは echinos (ハリネズミ)のような derma (皮)を持つものという意味です。
さまざまなユミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)は生きた化石
ウミユリ(海百合)は、オウムガイ、シーラカンス、ラブカ、カブトガニ、アロワナなどと同様に生きている化石として大変有名です。
現生のウミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)の特徴のその腕
ウミユリは根や茎のように見える支持体と、花弁のような腕を持っています。長く伸びたその腕で海中のプランクトンなどを捕らえ、餌としています。
ウミユリ(海百合)の化石は希少で価値が高い
ウミユリの化石が多く見つかるのは、約2億5000万年前の地層である。5億年以上前の地層から出土した例もあるという。ウミユリの体は脆弱であり、全体に骨格が小さな節に分かれているので、それらがばらばらになり、全形をとどめないことが多い。ばらばらの節だけが堆積した石灰岩も見られる。