- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- 海のモンスターの化石の販売
- エンコダスの化石販売
- 白亜紀後期の海中に棲息していたモンスターフィッシュ、エンコダス(Enchodus)の歯化石
白亜紀後期の海中に棲息していたモンスターフィッシュ、エンコダス(Enchodus)の歯化石/【ot1516】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらは白亜紀後期のアフリカの海中に生息していたモンスターフィッシュ、エンコダスの歯化石です。
歯というより、もはや牙。エンコダスを象徴する部位と言って良いでしょう。エンコダスのニックネームは「サーベルのような歯を持ったニシン」。
体長はおよそ150センチ前後。巨大魚ではあるものの、この歯を持つ魚の体躯としてはそれほどでもありません。それほど大きな歯を持っていたことを意味しています。
するどい歯は真っ直ぐではありません。かと言って一方向にカーブをしているわけでもありません。”返し”のようなカーブが歯先にある独特の形をしています。
光沢を持ったエナメル質が保存されています。
本標本はモロッコ産です。エンコダス属は世界中に棲息していたと考えられています。そして、白亜紀末期の全世界的な大絶滅を生き抜き、なんと3720万年前まで属をつなぎました。獲物を大量に必要としない大きすぎない体躯が功を奏したのかも知れません。
これほど立派な歯を持っていたエンコダス属ですが、決して食物連鎖の頂点に君臨していたわけではありません。同時期のサメやモササウルス、プレシオサウルスなどに捕食されていたと考えられています。またバプトルニスという大きな海鳥にも捕食されていた形跡が見つかっています。
燐酸塩岩
100円玉との比較。白亜紀後期の海中に潜んでいだモンスターフィッシュ、エンコダスの牙のごとき歯化石です。光沢を備えたエナメル質が保存された上質品。
商品スペック
商品ID | ot1516 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 白亜紀後期の海中に棲息していたモンスターフィッシュ、エンコダス(Enchodus)の歯化石 |
産地 | Khouribga, Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測3.9cm |
商品解説 | 白亜紀後期の海中に棲息していたモンスターフィッシュ、エンコダス(Enchodus)の歯化石 |
エンコダスとは?
エンコダスは、白亜紀後期の海に生息した絶滅古代魚です。エンコダスは、恐竜をはじめ多くの生物が絶滅したKT境界(中生代と新生代の境界)を乗り越え、新生代のはじめまで、生息していた、珍しい古代魚です。
復元図をご覧いただくと、一目でお分かりのように、大きなアゴと鋭い歯を持っていた捕食種(ハンター)でした。
種にもよりますが、最大で1.5m程度まで成長し、体躯に似つかわしくないほどの巨大な歯を持っていました。
1.5mほどのサイズは、魚類としては、かなり大きいものですが、一般的に考えて、6cmの歯は、体躯に比べて大きすぎます。
アンバランスなほど大きなアゴ(特に下顎)と歯を持った、特徴的な頭部は、一度見れば、脳裏にこびりついてしまうことでしょう。
しかし、エンコダスほどのハンターでも、中生代の海の覇者であるモササウルスやプレシオサウルスの胃の内容物として発見されていることから、彼らの餌になっていたと考えられています。こんな大きな歯を飲み込んだら、消化不良を起こしそうですが・・・。