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めったにお目にかかれない産状!ブラジル・セアラ州産の絶滅古代魚ラコレピスの空洞標本。/【ot1508】
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こちらは白亜紀の絶滅古代魚ラコレピスの全身化石です。内部が空洞化した非常に興味深い標本です。
流線型の魚体に尖った吻部。ブラジル・サンタナフォーメーションを代表する魚であるラコレピスの特徴を存分に備えています。
そして、この折り重なった鱗。
驚くべきは内部が空洞化していること。
中空化した標本は非常に珍しいです。内部に珪酸塩鉱物が入り込んだあと、抜け落ちたような形跡が見られます。
死後、内蔵が抜けたものの、それよりも強度のある鱗は残されたのでしょう。その後、魚体から発生するアンモニアと水中のカルシウムが結びついて周りを包むようにノジュールが形成されたと考えられます。その後、非常に長い期間をかけて、魚体内部に断続的に土砂などが流れ込み、珪酸塩鉱物(石英・長石など)が空洞を狭めるように固化していったのではないでしょうか。
それにしても珍しい標本です。
ノジュール化石ならではの、異様なほど素晴らしい鱗の保存状態。
顎には細かい歯が並んでいます。ラコレピスはサンタナフォーメーションで比較的採集されやすい魚ですが、歯が明瞭に確認できる標本は希少です。
ぽっかりと空いた穴。
内部を狭めるように珪酸塩鉱物が入り込んでいることが分かります。
ノジュールの外殻。
ついさっきまで生きていたかのような、表情さえ感じる東部。
立体的なフォルムです。
胸鰭あり。
この魚鱗の保存状態は圧巻です。
100円玉との比較。実に印象的な標本です。コレクションとしてはもちろんのこと、この化石の形成過程を想像するだけでも楽しめます。滅多にお目にかかれない産状です。
商品スペック
商品ID | ot1508 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | めったにお目にかかれない産状!ブラジル・セアラ州産の絶滅古代魚ラコレピスの空洞標本。 |
産地 | Ceara, Brazil |
サイズ | 本体約21cm 母岩含め全体25cm×9.5cm×厚7.3cm 1735g |
商品解説 | ブラジル・セアラ州産の絶滅古代魚ラコレピスの空洞標本。 |
魚化石とは?
恐竜が地球に誕生するはるか昔から、魚類は地球の海を泳いでいました。 古生代前期にはダンクルオステウス等に代表される板皮類(はんぴるい)類が台頭し、中生代に入ると、現世の魚類と同じ形をした硬骨魚類(こうかくぎょるい)が 現れます。
ダンクルオステウス
ブラジル産の魚化石。現世に生息する硬骨魚類(こうかくぎょるい)と同じ仲間。