一期一会の希少化石!ブラジル産の肉食古代魚のカラモプレウルスの全身化石。鋭い歯がずらりと並んだ頭部にご注目。 化石 販売

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一期一会の希少化石!ブラジル産の肉食古代魚のカラモプレウルスの全身化石。鋭い歯がずらりと並んだ頭部にご注目。/【ot1460】

一期一会の希少化石!ブラジル産の肉食古代魚のカラモプレウルスの全身化石。鋭い歯がずらりと並んだ頭部にご注目。/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【ot1460】

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一期一会の希少化石!ブラジル産の肉食古代魚のカラモプレウルスの全身化石。鋭い歯がずらりと並んだ頭部にご注目。(その1)

こちらは、ブラジル・セアラ州サンタナフォーメーション産の絶滅古代魚、カラモプレウルスの全身化石です。

一期一会の希少化石!ブラジル産の肉食古代魚のカラモプレウルスの全身化石。鋭い歯がずらりと並んだ頭部にご注目。(その2)

カラモプレウルスはアミアの仲間で、現世にはアミア・カルヴァのたった一種のみが生息しています。アミア・カルヴァがどんな魚であるかを知ることで、カラモプレウルスの生態を大まかに知ることができます。カルヴァは北米東部に生息する淡水魚で、およそ50センチほど。長い背びれと大きな丸みのある尾ビレを持っています。非常に貪欲な肉食魚で、主に夜間に獲物をハンティングします。頭部は骨に覆われて非常に固く、鋭い歯を何本も持っています。

一期一会の希少化石!ブラジル産の肉食古代魚のカラモプレウルスの全身化石。鋭い歯がずらりと並んだ頭部にご注目。(その3)

この個体の素晴らしいところは、アミア類の特徴の一つである大きなドーサルフィン(背びれ)が保存されている点でしょう(魚の化石で最も失われやすいのはひれです)。

一期一会の希少化石!ブラジル産の肉食古代魚のカラモプレウルスの全身化石。鋭い歯がずらりと並んだ頭部にご注目。(その4)

そして、魚体を一瞬で反転するために使われた、大きな尾ビレ。大型の肉食淡水魚はこの手のひれを持っているものが多い。カルヴァは低底の暗い場所を狩場としており、迷い込んできた獲物を、一瞬の加速とターンで仕留めます。そのために、必要なのがこの大きな丸みを帯びた尾ビレなのです。このカラモプレウルスは現世のカルヴァとそっくりな尾ビレを持っています。

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そしてご注目いただきたいのは、83センチという驚きのラージサイズ。カラモプレウルスの全身化石の玉数は非常に少ないので、比較が十分ではありませんが、相当大型の標本であることは間違いありません。実物の迫力は写真の比ではありません。

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この写真をじっくりご覧ください。10秒くらい見たら、下の写真へ。

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何かに気づきましたか?

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そうです!この個体には、カラモプレウルスの鋭い歯が何本も残されています。獰猛かつ貪欲な肉食魚であるカラモプレウルスの恐ろしさを体現する部位がほぼ完全な形で保存されています。カラモプレウルスの最大の特徴がこうして残されている点はコレクション価値を大いに高めています。アミアのグループの頭部における特徴として、ウロコがないことが挙げられます。頭部は硬い骨で覆われるのみ。カラモプレウルスも同等の構造をしていたようです。

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現世のカルヴァとの違いはこの背びれのかたちです。カルヴァはかなり後方まで背びれが伸びていますが、カラモプレウルスは中央にあります。

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こちらは尻ビレ。あらとあらゆるひれが残されています。

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アミアは最も原始的な魚類の一つとされています。アミアの化石は淡水・海水両方から発見されています。本標本の産地であるサンタナフォーメーションは、汽水域(淡水と海水が入り混じった水域)です。発見される化石の種類から、完全な海水域では無かったことは明らかになっています(アンモナイトをはじめとする頭足類が発見されていない)。カラモプレウルスは淡水よりの流域のなかで、流れの澱んだ暗い川底を這ってハンティングをしていたと考えられます。幾層にも重なったギターピックのような硬い鱗が保存されています。

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大きな尾ビレに続く魚鱗。一部脊椎骨が露出しています。サンタナフォーメーションからは、ヘビ、カエルなどの爬虫類・両生類が多数発見されていることから、カラモプレウルスにとっては理想的なハンティング環境であったと考えられます。待ち伏せ型のハンティングを得意とするカラモプレウルスは、魚類はもちろん、カニやザリガニなどの甲殻類から、カエル・ヘビなどの小型の両生類や爬虫類まで捕食した可能性があります。同じ領域にはワニも棲息していた可能性があるので、必ずしも食物連鎖の頂点の存在とは言えないようですが。

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尾ビレの形と遊泳速度には大いに関係があるそうです。中央に切れ目があり幅広の尾ビレほど直線的に速く進むことができる一方、カラモプレウルスのひれのように丸く切れ目がないものはターンをする際に有利に働くようです。待ち伏せをして獲物の動きに呼応して加速するアミアらしい尾ビレの形と言えます。

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ほぼ完全な状態で保存された魚鱗。魚鱗にはいくつかの種類がありますが、カラモプレウルスの鱗は総じて丸いものが多いようです。いわゆる円鱗(えんりん)。サンタナフォーメーションを代表する古代魚のひとつ、ヴィンクティフェルのそれとは明らかに異なります。

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100円玉との比較。全長83センチ。実物は写真以上に大きく感じます。また丸みを帯びています。今や新たに輸出されることがない、非常に希少なカラモプレウルスの全身化石です。この機会をお見逃しなく。

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商品スペック

商品ID ot1460
年代 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
学名 一期一会の希少化石!ブラジル産の肉食古代魚のカラモプレウルスの全身化石。鋭い歯がずらりと並んだ頭部にご注目。
産地 Ceara, Brazil
サイズ 本体83cm 母岩含め全体幅85cm×奥行19.5cm×厚7.5cm 11.5kg
商品解説 一期一会の希少化石!ブラジル産の肉食古代魚のカラモプレウルスの全身化石。鋭い歯がずらりと並んだ頭部にご注目。

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

魚化石とは?

恐竜が地球に誕生するはるか昔から、魚類は地球の海を泳いでいました。 古生代前期にはダンクルオステウス等に代表される板皮類(はんぴるい)類が台頭し、中生代に入ると、現世の魚類と同じ形をした硬骨魚類(こうかくぎょるい)が 現れます。

ダンクルオステウス
ダンクルオステウス

ブラジル産魚化石
ブラジル産の魚化石。現世に生息する硬骨魚類(こうかくぎょるい)と同じ仲間。

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