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希少中の希少!ブラジル・サンタナ層産の古代魚パラエロプス(Paraelops)の全身化石/【ot1456】
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世界でも指折りの化石産地、ブラジル・セアラ州サンタナフォーメーション。弊社でもいくつかの標本をご紹介してきました。今回ご紹介するパラエロプス(Paraelops)は、その中でも、最も希少な魚の一つ。希少中の希少標本です。
まず、このサイズをご覧ください。全長86センチ!通常、パラエロプス(Paraelops)は50ー60センチに収束しますが、こちらの標本は巨大と言って良いでしょう。そして、すべてのヒレが保存された全身化石です。
実に良く保存された頭部。パラエロプスは食物連鎖の上位に位置していた捕食者です。写真でも分かるように人の手を飲みこむことができそうなほど大きな吻部をしています。
胸ビレ、背ビレ、腹ビレなど、欠損しやすいヒレが全部保存されている点も、コレクション価値を測る上で見逃せない重要なポイント。
リアサイドの尻ビレも残されており、オビは割れた三角形の形状を完全に残しています。
中央が割れた尾びれの形は本来の形です。パラエロプスは絶滅古代魚のため、現世には直接の子孫は存在しませんが、遠縁の生き残りのグループは存在します。ソトイワシです。
ソトイワシは、エネルギーあふれる高速遊泳が可能な魚で、大きな目とソケットを持っています。中央が割れた尾ビレを持ち、現世では世界中のマングローブ等で棲息しています。強烈な引きがあることから、スポーツフィッシングの対象として大変人気があります。
ソトイワシのもう一つの特徴は丸いウロコです。この写真を見る限り、その特徴を備えていることが分かります。少なくとも流線型の細長いウロコではないことは一目瞭然でしょう。
失われやいヒレが残されている点は見逃せません。
どのポイントを見ても、極端に保存状態が劣る箇所がないのも素晴らしい。
そして、なんといっても、このサイズ。全長86センチは、写真で見るより、ずっとずっと大きく感じるでしょう。実物を見れば、その迫力に声を上げてしまうと思います。
ソトイワシは一般的な魚と比較すると、かなり大きな目をしています。パラエロプスとソトイワシに遠くない関係があるとすれば、パラエロプスのアイソケットもそれなりの大きいはずです。この写真をご覧いただければ、それも納得ですね。ごっぽりと空いたソケットが存在します。
更に拡大。それにしても大きな吻部(口)ですね。ソトイワシは下顎が若干飛び出していますが、パラエロプスも同様の特徴があることが分かります。1億年という途方もない時を経ても、それほど大きな形態変化がないことに驚きです。パラエロプスは、当時からすでに完成されたハンターだったと言えるかもしれません。
サンタナ層は世界的に見ても、もっとも保存状態の良い化石を産する地層の一つです。当時の環境については、いまだに研究が続いているものの、基本的には汽水域(海水と淡水が入り混じっている)と考えられています。では、現世の比較対象であるソトイワシはどうでしょうか。彼らは熱帯や亜熱帯等のマングローブに棲息しているという事実があります。この点では、両者に共通点が見受けられますね。マングローブが群生するウォータージャングルをステージとして暴れまわっていたパラエロプスの雄姿が目に浮かびますね。
100円玉との比較。全長86センチは伊達じゃない!この大きさ、この迫力、この雄姿。サンタナ層コレクターはもちろん、全ジャンルを通じてトップコレクションというべき圧巻の標本です。
商品スペック
商品ID | ot1456 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 希少中の希少!ブラジル・サンタナ層産の古代魚パラエロプス(Paraelops)の全身化石 |
産地 | Ceara, Brazil |
サイズ | 本体86cm 母岩含め全体幅92.5cm×奥行26cm×厚7cm 11.7kg |
商品解説 | 希少中の希少!ブラジル・サンタナ層産の古代魚パラエロプス(Paraelops)の全身化石 |
魚化石とは?
恐竜が地球に誕生するはるか昔から、魚類は地球の海を泳いでいました。 古生代前期にはダンクルオステウス等に代表される板皮類(はんぴるい)類が台頭し、中生代に入ると、現世の魚類と同じ形をした硬骨魚類(こうかくぎょるい)が 現れます。
ダンクルオステウス
ブラジル産の魚化石。現世に生息する硬骨魚類(こうかくぎょるい)と同じ仲間。