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ずっしり!古代の水棲生物(おそらくは大型のウミガメ)の糞化石(コプロライト)。極上の保存状態。/【ot1454】
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こちらはマダガスカル産のコプロライトの化石です。コプロライトとは古代生物の糞の化石を指します。
こちらの化石は、かなり大型の水棲生物の糞の化石であると推察されています。コプロライト自体から、その主を鮮明に同定することは難しいのですが、その地層から採集される生物の化石の種類や大きさ等からある程度推定が可能になります。たとえば、その地層が当時海のなかであることが分かっている場合、そこから採集される糞の化石も水棲生物のものと考えるのが妥当です。
また現世の類似生物の糞と比較することで、概ね、古代の生物の種類を推測することが可能になります。諸々の観点から、こちらは古代の比較的大きなウミガメの糞の化石と見積もられています。
それにしても状態の良い見事な標本ではありませんか。
左右13cmを超える立派なものです。表面のテクスチュアも化石になる前とほとんど変わらないのではないか、と思わせるほどの保存状態。
とはいえ、長きにわたる続成作用により珪酸塩鉱物によって置換され、鉱物化しています。
もちろんカチコチで匂いはありません。
人の手と比べると顕になる、このサイズ。決して小さいな生物の糞ではないことは明らかでしょう。
100円玉との比較。マダガスカル産の古代のウミガメのものと思しき糞の化石です。極上と申し上げて良い保存状態です。
商品スペック
商品ID | ot1454 |
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年代 | 新生代(6600万年前 -- 現在) |
学名 | ずっしり!古代の水棲生物(おそらくは大型のウミガメ)の糞化石(コプロライト)。極上の保存状態。 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 13.1cm×5.5cm×4cm |
商品解説 | ずっしり!古代の水棲生物(おそらくは大型のウミガメ)の糞化石(コプロライト)。極上の保存状態。 |
コプロライトとは?
動物(恐竜)のウンチの化石「コプロライト」とは?
動物の糞(ウンチ)が化石になったものを「コプロライト」と言います。恐竜の糞も、もちろんコプロライトの仲間です。
コプロライトは「生痕(せいこん)化石」と言われます。生痕化石とは、文字通り、生きた痕跡のことで、生物そのものではなく、生物の活動の痕跡が岩石などに残されたものを指します。
コプロライトを分析することで、動物が生きていた当時の活動などを知る手掛かりになる、非常に重要な化石なのです。たとえば、その動物が一体何を食べていたのか、など明らかになる可能性を秘めています。ある意味、その動物の骨の化石以上に、その動物のことを知ることができるかもしれません。
まして、恐竜のように絶滅している種においては、その当時の環境を知る手掛かりにもなります。
それ以上に、われわれコレクターは、恐竜がその当時の植物や、エサとなった恐竜を食べて排泄された糞そのものに、感動を覚え、ロマンを感じてしまうものではないでしょうか。
恐竜の骨化石以上に、ロマンを感じることができます。恐竜時代のコプロライトにもなれば、組織の多くがミネラル化し、美しいインテリアになりえるのです。コレクターの中には糞化石ばかりを収集するコプロライトコレクターなるものが存在するくらいですから。