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象徴的な縦線の保存状態が抜群!節も観察できる!古生代石炭紀の巨木、カラミテスの樹皮の上質化石/【ot1452】
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この化石はいったいなんの生物だったか分かりますか?古生代デボン紀から中生代ペルム紀まで生えていたカラミテスという樹木の皮の化石です。
実は、カラミテスの樹皮の化石は、コレクション価値が高くとても人気があります。、”カラミテスの樹皮の化石”と即答した人も少なくないかもしれませんね。
カラミテスは、石炭の原料として大変有名です。木が伸びる方向に線が伸びていきます。したがって写真の縦方向に木は成長していました。
カラミテスの樹皮が詳細まで見事に保存されています。この縦線はカラミテスの象徴とも言える模様です。
カラミテスは樹高20メートルにも達した巨木でした。化石のやや下を御覧ください。”節”が存在することが分かりますか?カラミテスの幹は現世の竹のような節を持っていました。
この樹皮は筒状になっており、中身は空洞になっていました。巨木にも関わらず、かなり軽量だったのかもしれません。
ご覧の通り、極めて保存状態の良い一級品です。
この縦線が不明瞭な化石が多い中、本標本にははっきりとした凹凸が刻まれています。
横23センチの”大物”です。古代の巨木カラミテスの樹皮の化石をお探しなら、ぜひご検討ください。他品と比較すると、この標本の価値をよりご理解いただけるはずです。
商品スペック
商品ID | ot1452 |
---|---|
年代 | 古生代石炭紀(3億6700万 -- 2億8900万年前) |
学名 | 象徴的な縦線の保存状態が抜群!節も観察できる!古生代石炭紀の巨木、カラミテスの樹皮の上質化石 |
産地 | Germany |
サイズ | 23cm×11.1cm×厚2.2cm 540g |
商品解説 | 象徴的な縦線の保存状態が抜群!節も観察できる!古生代石炭紀の巨木、カラミテスの樹皮の上質化石 |
カラミテス(Calamites)とは?
カラミテス(Calamites)とは?
産地 | 北アメリカ・ヨーロッパ |
時代 | 石炭紀~ペルム紀(約3億6700万~2億8900万年前) |
分類 | シダ植物トクサ類 |
全長 | 30メートル |
名前の由来 | 《アシ》から |
特徴 | 節のある茎 |
どうして30mと巨大なの!?
カラミテスという植物は、石炭紀という時代に栄えました。石炭紀とは、名前のごとく、現在私たちがエネルギーとしてお世話になっている石炭が大量に出てくる地層の時代をいいます。このころの地球は、年間を通してあまり気候の変化はなく、一年中熱帯気候であったといわれています。そうすると、森林もたくさん増え、大気の中の酸素濃度も上がりました。現在は21%といわれる酸素濃度が、当時は35%もあったそうです。植物や動物が大きくなる環境が整ったのが、石炭紀でした。カラミテスは、だからこそ30mという巨大な成長を遂げたのです!
カラミテスと生きた動物たち
カラミテスが繁栄した時代は、何もかもが巨大でした。みなさんは宮崎駿監督の映画「風の谷のナウシカ」にでてくる大きなトンボを知っていますか?実は、あの巨大なトンボ、石炭紀に現れた史上最大の昆虫「メガネウラ」をモチーフにしていると考えられています。羽を広げた長さは何と60cm!他にもゴキブリやナナフシの祖先といわれている体長12cmのプロトファスマとよばれる昆虫もいました。石炭紀を覗いたら、きっと巨大の国にいったみたいな感覚におそわれるでしょうね。