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憧れの世界的名産地、ドイツ・ゾルンホーフェン産白ジュラ!現在のカブトガニの古い古い祖先!絶滅古代種メソリムルス(Mesolimulus)/【ot1445】
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エクストリームレア!こちらは、現世のカブトガニの祖先、メソリムルスです。この美しい白岩は、化石の世界的な名産地ドイツ・ゾルンホーフェンの石灰岩です。いわゆる”白ジュラ”。ゾルンホーフェンから発見された最も有名な化石はやはり始祖鳥でしょう。ドイツの化石産地といえば、もう一つ、ホルツマーデン(いわゆる黒ジュラ)がありますが、化石の保存状態、多様性という点では、ゾルンホーフェンが上でしょう。
やはりゾルンホーフェン産の標本は絵になります。しかも高級化石の代表格とも言えるメソリムルス。スタンド置きで映える!化石産地としてのゾルンホーフェンの価値を最上級に高めているのは、採集される化石の美しさだけではありません。始祖鳥から魚まで、いずれも素晴らしい保存状態で発見される多様性も見逃せません。始祖鳥、小型の獣脚類恐竜(コンプソグナトゥス)、ワニ、カメ、トカゲなどの爬虫類、魚類(硬骨魚類からサメ・エイなどの軟骨魚まで)、アンモナイト、オウムガイなどの頭足類、トンボ、カゲロウ、バッタなどの昆虫、エビ、ロブスター、カニなどの甲殻類まで実に600種類を超える生物の化石が採集されるのです。陸上生物から水棲生物までこれだけ幅広い生物が一度に採集される化石産地はゾルンホーフェンを除いて他にはないでしょう。まさに世界的な化石産地です。
メソリムルスの平均サイズ10cmを大きく上回る左右14cm。母岩含め23cm。
メソリウムルスの尾部から伸びる長い棘(尾剣)も完全な形で保存されています。メソリムルスのグループは絶滅しましたが広義のカブトガニはオルドビス紀(4億4千万年前頃)から現在まで絶えていません。生きた化石の代表格と言えるでしょう。
メソリムルスの特徴である大きな頭、胸郭は敵から身を護る”盾”の役割を果たしています。頭胸郭、腹部、尾剣の3つに分けることができますが、いずれも完全に保存されています。パーフェクトと言って良いでしょう。腹部から横に生えた左右に複数伸びる棘も伺えます。
メソリムルスは中生代ジュラ紀のカブトガニですが、実はカブトガニは中生代に入って現世に至るまで、ほぼ同じ形態を維持しています。
膨らんだ頭胸郭と中央の稜線。本来の頭胸郭の形そのままです。
尾剣は尾部とつながっている事がわかります。現世のカブトガニと同様の機能を有しているとすれば、ボールジョイントのように大きな角度をもって自由に動かすことができたはずです。ひっくりかえってしまうと最大の弱点である腹部の裏側が見えてしまいます。その時は、この尾剣を使って、くるっと回転したに違いありません。
泳ぐ時は尾剣を使って速度を増し、敵から身を守るために砂に潜るときにも使ったことでしょう。
メソリムルスのコレクション価値を測る上で、この尾剣の存在は欠かせません。
スタンド置きで十分に安定します。
100円玉との比較。本体左右14cmの大きな古代絶滅のカブトガニ、メソリムルスです。化石コレクター憧れの産地、白ジュラこと、ゾルンホーフェン産の美しいパーフェクト標本です。
商品スペック
商品ID | ot1445 |
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年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 憧れの世界的名産地、ドイツ・ゾルンホーフェン産白ジュラ!現在のカブトガニの古い古い祖先!絶滅古代種メソリムルス(Mesolimulus) |
産地 | Solnhofen, Germany |
サイズ | 本体最長部14cm 母岩含め全体 23cm×15.5cm×厚1cm |
商品解説 | 憧れの世界的名産地、ドイツ・ゾルンホーフェン産白ジュラ!現在のカブトガニの古い古い祖先!絶滅古代種メソリムルス(Mesolimulus) |
メソリムルスとは?
生きた化石の代表格 カブトガニの祖先 メソリムルス
オドルヴィス紀(約5億年前)から現在まで生き続けている生きた化石です。おおよそ2億年前から現在の種とほとんど形を変えていません。
カブトガニは甲殻類ではなく、カニよりはクモに近縁です。幼生は三葉虫に似ていると言われ、実際に三葉虫と系統的に近いと思われたこともありましたが、今では否定されています。
中生代の大量絶滅を生き延びた!
ジュラ紀の海といえば、海洋での魚類と、海洋で暮らす爬虫類(魚竜、首長竜など)が最も成長した時代です。イクチオサウルスやエラスモサウルスといった巨大な魚類や爬虫類が跋扈していました。恐竜やアンモナイトは滅びてしまいましたが、カブトガニは生き残りに成功しました。当時の大絶滅を乗り越えるなんて、すばらしい生命力の強い生物なのでしょう。
画像「メソリムルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
現在のカブトガニは絶滅危惧種
環境省のレッドデータブックでは、絶滅危惧I類に指定されています。
名前の由来
メソリムルスは、中生代ジュラ紀後期に現在の地中海沿岸に存在した古代カブトガニです。mesoは中間、Limulusはカブトガニを表します。中生代のカブトガニに由来します。
波打ち際でたわむれる現代のカブトガニ
非常に高い希少性
現生のカブトガニとよく似ており、ドイツ・ゾルンフォーフェンで発見される化石として大変希少です。数が出回らないため、コレクターの間で大変人気があります。
太く長く伸びた尾が特徴的で、身を守るために使用したのではないか、と考えられています(この尾が明確にあるかどうかで、化石の価値が上下する一因になっています)。 また、体部の後ろ半分に細かい棘があり、防御のために役立てられたと考えられます。