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上質!首長竜プレシオサウルスの歯化石。母岩付。/【ot1442】
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首長竜プレシオサウルスの歯化石です。母岩に半分残った、発掘現場のジオラマのような標本です。
本体計測5センチあまり。
さらにクリーニングを進めて分離することもできそうですが、このままのほうが化石らしい?
ミドルセクションから少し外側に反っているのが分かるでしょうか?これは、圧縮を受けた結果ではなく、オリジナルのフォルムです。首長竜の歯化石は、口から外にはみ出すように生えています。
また、上顎の歯と下顎の歯が交互に収まるようにできているという特殊な構造をしています。その姿から乱杭歯の名が付いています。乱杭歯については、コラム「これがエラスモサウルスの本物化石の乱喰い歯だ!!」を御覧ください。
保存状態はベストと言って良いでしょう。エナメル質のパターンを拝めます。
歯を根本から撮影。
100円玉との比較。首長竜プレシオサウルスの上質の化石です。
商品スペック
商品ID | ot1442 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 上質!首長竜プレシオサウルスの歯化石。母岩付。 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体5.2cm 母岩含め全体8.9cm×4.7cm×高4.8cm |
商品解説 | 上質!首長竜プレシオサウルスの歯化石。母岩付。平置きで調度良い角度に安定展示できます。 |
プレシオサウルスとは?
「ネッシー」の祖先と言われたプレシオサウルス?
プレシオサウルスは三畳紀後期~ジュラ紀前期(約2億1000万~1億8000万年前)に棲息していた首長竜の仲間です。首長竜としては最も初期の生物の一つです。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ネッシーの影響か否か、首長竜を恐竜の一種と考えられがちですが、実際には海生は虫類の仲間です。
また、同じ水性は虫類のエラスモサウルスなどと違い、比較的小型で最大で体長5m前後であったと考えられています。エラスモサウルスは10mをゆうに超える巨体の持ち主でした。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
泳ぎは得意ではなかった
またエラスモサウルスほど首が長くなく、首長竜の想像図で見られる、首を縦横無尽にくねらせて魚を捕食することはもしかすると得意ではなかったかもしれません。潜水が得意ではなったという説があることから、浅海で魚やイカなどを獲物にしたと考えられています。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
胴体から伸びる巨大な鰭(ひれ)を駆使しても、それほど高速で泳ぐことはできなかったという説もあります。待ち伏せをして首を突き出して捕食をしていたのでしょうか。
現生のプレシオサウルス生き残り説はネッシー以外もたくさんあり、有名なところでは、アメリカのチャンプオーストラリアのホークスベリー・リバー・モンスター、中国のツィリなどがあります。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org