- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- 海のモンスターの化石の販売
- エラスモサウルスの化石販売
- ジュラ紀の水生爬虫類(魚竜もしくは首長竜のもの)と思しき椎体の化石
ジュラ紀の水生爬虫類(魚竜もしくは首長竜のもの)と思しき椎体の化石/【ot1440】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらはイングランド・ドーセット産の水生爬虫類の脊椎もしくは尾椎の化石です。プレシオサウルスなどの首長竜の可能性もありますし、イクチオサウルスなどの魚竜のものだった可能性も否定しません。棘突起等のない椎体のみ化石であり、他の化石との関連等のプロフィールが明らかではないため、複数の可能性が残されています。いずれにしても椎体の化石は、歯化石と比べると数が少なく希少です。
脊椎骨、尾椎、あるいは頚椎であっても、複数の骨がつらなるようにして、背骨、尾、首を形成しています。ゆえにこのように互いが接するように受け部が存在します。
また、海生爬虫類や恐竜の椎体の多くにこのような孔が多数存在します。他の生物の椎体を見る機会にこれまで恵まれなかったので、比較はできませんが、少なくとも、古代の生物の椎体の多くにはこのような構造が見られます。
一つの推測として、骨の軽量化があるのかもしれません。強度を保ちつつ、体重を軽くする。運動能力の向上に直結しますね。
特徴的な孔をさらにアップで撮影してみました。ルーペでのぞくとさらに面白いのですので、お持ちの方はぜひ。
およそ9センチほど。
椎体としてはほぼ完品と言って良い良好な状態です。
次は反対面をご覧いただきましょう。こちらは凹凸が多数見られます。
小さな孔だけでなく、「穴」と書いたほうが適切なくらい、大きなホールが存在します。
両面で明らかに様相が異なりますね。これと・・・。
これ。
直径最大部9センチほど。
100円玉との比較。付属のスタンドを使って展示するのもおすすめです。
商品スペック
商品ID | ot1440 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | ジュラ紀の水生爬虫類(魚竜もしくは首長竜のもの)と思しき椎体の化石 |
産地 | England |
サイズ | 約9cm×8cm×2.1cm |
商品解説 | ジュラ紀の水生爬虫類(魚竜もしくは首長竜のもの)と思しき椎体の化石 |
プレシオサウルスとは?
「ネッシー」の祖先と言われたプレシオサウルス?
プレシオサウルスは三畳紀後期~ジュラ紀前期(約2億1000万~1億8000万年前)に棲息していた首長竜の仲間です。首長竜としては最も初期の生物の一つです。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ネッシーの影響か否か、首長竜を恐竜の一種と考えられがちですが、実際には海生は虫類の仲間です。
また、同じ水性は虫類のエラスモサウルスなどと違い、比較的小型で最大で体長5m前後であったと考えられています。エラスモサウルスは10mをゆうに超える巨体の持ち主でした。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
泳ぎは得意ではなかった
またエラスモサウルスほど首が長くなく、首長竜の想像図で見られる、首を縦横無尽にくねらせて魚を捕食することはもしかすると得意ではなかったかもしれません。潜水が得意ではなったという説があることから、浅海で魚やイカなどを獲物にしたと考えられています。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
胴体から伸びる巨大な鰭(ひれ)を駆使しても、それほど高速で泳ぐことはできなかったという説もあります。待ち伏せをして首を突き出して捕食をしていたのでしょうか。
現生のプレシオサウルス生き残り説はネッシー以外もたくさんあり、有名なところでは、アメリカのチャンプオーストラリアのホークスベリー・リバー・モンスター、中国のツィリなどがあります。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org