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最大級65mmのサルコスクスの美歯 希少なニジェール産!!! 恐竜も恐れた史上最大のワニ/【ot143】
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墨色の凶器!ニジェール産巨大ワニ、サルコスクスの歯化石の登場です。
サルコスクスは白亜紀前期、アフリカに生息していた巨大なワニです。体長は12m、体重は最大で10トンにも及んだとされています。
自家用車と比べてこのサイズ感。地球上にこんな生物がいたという事実に、ただただ驚きます。
現在知られている中で、最大級のワニ、サルコスクス。その噛む力は8トンにも及んだとされます。陸の王者T-rexと同等あるいはそれ以上の噛む力を保有していたのがサルコスクスです。
中央に黒くはしる1本の筋にご注目ください。このような筋がトップチップから歯根まで、若干のカーブを描きながら両サイドで鑑賞できます。
ルート部分。真円に近く、太いです。約2.5㎝の直径があります。この歯の持ち主が、いかに頑強なアゴを保有していたかが瞬時に想像できます。
本標本は、形もさることながら、エナメルの状態の良さにも注目したいところです。
こちらの面は、鉱物に置換された様々な色を楽しむことができます。
太い。そして大きい歯です。
そして重いんです。恐竜の歯とはまた異なった質感。
墨色の凶器。一刺しで獲物が捕獲できるよう、よく見ると表面に細かい皺が刻まれています。摩擦により、捕えた肉を離さないようにしていたのでしょう。
こういった色合いもいいですね。
本標本が見つかったニジェールのテネレ砂漠は、サハラ砂漠の中南部一帯を表す名称です。「テネレ」の意味は、現地の遊牧民トゥアレグ族の言葉で「何もないところ」をさす言葉です。
いやいや、こんな代物が埋まっていたとは・・・。何もないどころではありません。
いったん噛みついたら最後、二度と抜けない歯の構造をした、サルコスクスの極上歯です。
商品スペック
商品ID | ot143 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 最大級65mmのサルコスクスの美歯 希少なニジェール産!!! 恐竜も恐れた史上最大のワニ |
産地 | Niger |
サイズ | 6.5cm(最長部ロングカーブ計測) |
商品解説 | テネレ砂漠、ニジェール産のサルコスクス歯化石の登場です。 歯の根元部分は2.5㎝、真円に近く非常に太い歯化石です。 サルコスクスは白亜紀前期、アフリカに生息していた巨大なワニです。 体長は12m、体重は最大で10トンにも及んだとされています。 本標本は、西アフリカはサハラ砂漠の南縁、ニジェール共和国で発掘されたものです。本標本が見つかった「テネレ砂漠」は、サハラ砂漠の中南部一帯を表す名称です。 墨色の巨大な重たい歯から、サルコスクスの獰猛さが一瞬で感じられる、迫力ある標本です。 標本の両端を縦に走る筋の盛り上がりにご注目ください。 |
サルコスクスとは?
恐竜だけが支配者じゃなかった!サイズが違いすぎる!!
古代のワニは現代のワニの10倍デンジャラス!!
巨大ワニ、サルコスクス
サルコスクスは、白亜紀前期、アフリカに生息していた巨大なワニです。 体長は何と11mあり、現在知られている中では最大のワニです。
現生のワニの2倍以上のサイズがあると考えられていますが、重さに関しては6倍以上もあるとされます。重さは約8トンもあったようです。
サルコスクスは寿命が50~60歳と長生きで、年をとれば取るほど体のサイズが大きくなっていったようです。
これは陸の王者「ティラノサウルス」と同様の成長形態です。
名前は「肉のワニ」の意味。1964年にアフリカのニジェールで頭蓋骨の一部を発掘、2000年になってようやく1.8mもの頭蓋骨が発見され、その他全身の約半分が発見された(体重はアフリカ象の2倍近い10トン)。
サルコスクスの体の形
現在のワニは産まれてから10年で急速に成長します。この成長度合いから推測すると、サルコスクスも同様な成長曲線を描いたのではないでしょうか。
頭骨だけで1.7m~1.8mほどもあったといわれます。頭の部分だけで成人男性くらいもあります。このサイズは、ティラノサウルスの頭骨よりも大きいか、もしくは同等のサイズです。
サルコスクスの上あごは下あごを完全に覆い尽くしていました。これは恐竜と同じ構造をもっていることが伺えます。そして顎の形は、現在のワニと同じように、鼻先が非常に長く伸びたシェイプをしていました。
サルコスクスの歯
サルコスクスの歯は獲物に噛み付いて離さない頑強なタイプの歯です。
なぜかというと、現生のワニと同じく、いわゆるデスロール(相手に噛み付いたあと、体全体を回転して一撃で仕留めるワニ独特の戦略方法)をして、獲物を捕らえいたからです。彼らは沼地に潜んで待ち伏せし、近づいた獲物に噛み付いて絶命させるという手法で狩りをしていたようです。
サルコスクスの強さ
サルコスクスの噛む力は8トンもあったといわれています。これは、ティラノサウルスよりも2倍~3倍の噛む力に相当します。サルコスクスの背中に走る堅い装甲うろこは、強固なので、体を防御し保持するために使われていました。
ただ、あまりにも堅いために、体の柔軟性を奪われてしまうというマイナスの側面もあったと推察されています。
左からサルコスクス、ディノスクス、一番右が現在のミシシッピ川に生息するワニ
画像「サルコスクス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org