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エビをエサにしていた絶滅古代魚ラコレピス。魚鱗の驚くべき保存状態にご注目!/【ot1412】
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こちらは白亜紀の絶滅古代魚ラコレピスの化石です。魚鱗の保存状態を御覧ください。
魚鱗のアップ。1億年以上前の化石とは思えないほどの精細な魚鱗です。
この化石はノジュールとして採集されたため、ネガポジ両方残されています。ノジュールとなるのは、魚が死骸となったのちアンモニアが発生し、海水に含まれる炭酸カルシウムと反応し、死骸のまわりに集積するためです。
こちらは膨らんでいる側です。つまり本体の化石が残されています。
こちらは凹んでいるネガ側。本体が泥に転写された化石になったものですね。
このラコレピスという魚は現在では絶滅して存在しません。ただ、研究により、肉食性であったことが分かっています。別のラコレピスの化石から、小型のエビ(Paleomattea deliciosa)が発見されたのです。ほぼ間違いなくラコレピスはこの小型のエビをエサにしていたと考えられます。ちなみに、Paleomattea deliciosaはラコレピスの化石の内部からしか発見されていません。小種名のdeliciosaは”美味しい”という意味から来ています。ラコレピスにとって”美味しい”という意味で名づけられたのでしょう。
この化石の素晴らしい点はやはりこの魚鱗の驚くべき保存状態。
この化石の産地であるブラジル・サンタナフォーメーションは白亜紀のセノマニアン(おおよそ1億年前)に浅い海であったと考えられています。塩分濃度が急激に上昇したことで、魚たちは短期間で絶滅へと追いやられたと考えられています。
その期間があっという間であったので、保存状態に優れた化石が豊富に見つかると考えられています。
化石でありながら生々しささえ感じますね。
本体はおよそ20cm弱。
100円玉との比較。ネガポジ揃った完品です。ブラジル・サンタナフォーメーションを代表する魚化石の一つ、ラコレピスの良質化石です。魚鱗の保存状態にご注目下さい。
商品スペック
商品ID | ot1412 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | エビをエサにしていた絶滅古代魚ラコレピス。魚鱗の驚くべき保存状態にご注目! |
産地 | Ceara, Brazil |
サイズ | 本体直線距離19.5cm 母岩含め全体23.2cm×10cm×厚7.3cm 1910g |
商品解説 | エビをエサにしていた絶滅古代魚ラコレピス。魚鱗の驚くべき保存状態にご注目! |
魚化石とは?
恐竜が地球に誕生するはるか昔から、魚類は地球の海を泳いでいました。 古生代前期にはダンクルオステウス等に代表される板皮類(はんぴるい)類が台頭し、中生代に入ると、現世の魚類と同じ形をした硬骨魚類(こうかくぎょるい)が 現れます。
ダンクルオステウス
ブラジル産の魚化石。現世に生息する硬骨魚類(こうかくぎょるい)と同じ仲間。