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他とは一線を画すユニークな色の出方。ユニークな鉱物フローライト(fluorite)の高品位標本/【ot1391】
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こちらは、高品位のフローライトです。フローライトとしては最も馴染みのある色である緑を呈します。フローライトの魅力はふわっと光る蛍光性のある色合い。その秘密について、解説していきます。
我々が目にすることができる光を可視光といいます。紫から赤までのバリエーションがあり、紫が最も波長が短く、赤が最も長くなります。それより波長が短い光を紫外線(紫の外と書くのはそのためです)、それより長い線を赤外線(同様の理由で赤より外と書きます)と言いますが、いずれも人間の目には見えません。「今日は紫外線が強そうだな」と思っても、あくまで感覚であって、実際に目に見えるわけではありませんよね。フローライトは可視光はもちろん紫外線があたると蛍光するのです。それが他の鉱物と最も大きな違いであり、人気の秘密なのですね。
この撮影で用いているのは、普通のライトなので、可視光になります。もちろん可視光でもとても美しく輝きます。
ただ単に輝くのではなく、半透明の靄がかかった状態で、幻想的な味わいがあります。これもフローライトの特徴の一つです。
紫外線を当てるとどう輝くのかは、ぜひご自身でお試しいただきたいと思います。紫外線ライトを入手して照らしてみるのも良いでしょう。もっと簡単なのは、太陽光にあてればよいのです。肌を日光に長時間さらしていると、日焼けの原因になりますよね。これは紫外線が原因です。日光には紫外線が含まれているため、それを利用してみてください。
フローライトは、緑のものが多いのですが、実際には様々な色の標本が存在します。グリーンのほか、黄色、紫、赤、青などです。色のバリエーションは中には含まれる元素によります。
弱い蛍光性を示しているのがお分かりでしょうか?
ベタ色ではなく、ふわっと浮き立つような色の出方をします。
これほど美しいフローライトですが、ジュエリーへの利用頻度は決して多くはありません。なぜでしょうか?フローライトは石英系統の鉱物ではなくフッ化カルシウム系統の鉱物のため、やや硬度に劣ります。硬度を表す指標であるモース硬度によれば、石英は7であるのに対して、フローライトは4とあります。もちろん人力で壊されるほど弱くはありませんが、装飾品として長く利用するのは不安が残るのでしょう。アメシストやシトリンなどの石英系の鉱物が宝石のマテリアルになりうるのは、その美しさだけではなく、”硬さ”も重要な要素なのですね。
100円玉との比較。ともかく、フローライトの美しさは誰もが認めるところでしょう。その緑の呈色の仕方も実にユニーク。他の貴石とは明らかに異なる味わいを持っています。
商品スペック
商品ID | ot1391 |
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学名 | 他とは一線を画すユニークな色の出方。ユニークな鉱物フローライト(fluorite)の高品位標本 |
産地 | Brazil |
サイズ | 7.1cm×2cm×1.6cm |
商品解説 | 他とは一線を画すユニークな色の出方。ユニークな鉱物フローライト(fluorite)の高品位標本 |