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古代の海の流れを感じられる巨大・エレガントなウミユリ(Scyphocrinus elegans)化石標本/【ot139】
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左右38cm。非常に大きいウミユリ化石(Scyphocrinus elegans)です。状態、サイズ、申し分ありません。酸化鉄リッチな母岩も味わい深いです。
赤いキャンパスに描かれたかのように、素晴らしい2つのウミユリです。
ウミユリってなに?たまにお客様から質問されるので、説明します。ウミユリは、ユリの花のように見えることから「海のユリ」→「ウミユリ」と名付けられたのですが、植物でなく、れっきとした動物です。
ヒトデと同じ刺皮動物に分類されます。水の流れをそのまままとった様な、実に美しい形の化石です。種名にエレガンスの名を冠するように、優雅で美しい化石なのです。
1本1本伸びる、この枝のような組織は触手になります。
先端に行くほど細くなっていき、これが実に優雅なのです。
ウミユリはとても繊細で壊れやすい組織で構成されているので、なかなか全体像が分かる形で残ることは珍しいのです。
茎のように見える部分。どうみても植物ではないか!と思うかもしれませんが、実際に彼らは泳いで移動もします。
ワンプレートに、見事に2つの実に保存状態の良いウミユリが、寄り添っています。
ほぼパーフェクトな状態で保存されていることが分かります。
海中のプランクトンなどの微細な有機物を、触手を使って捕え濾して食べていました。
グロテスクささえ感じるほどの美しさ・整然性。
100円玉を比較してください。以下に大きくて立派な標本かお分かり頂けるでしょう。
実はウミユリにもオスメスの区別があることが知られています。
古代の海の流れを感じられる化石です。
商品スペック
商品ID | ot139 |
---|---|
年代 | 古生代シルル紀(4億4600万 -- 4億1000万年前) |
学名 | 古代の海の流れを感じられる巨大・エレガントなウミユリ(Scyphocrinus elegans)化石標本 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体最長部(右27cm、左23cm) / 母岩 縦25cm × 横38cm × 厚み1.5cm |
商品解説 | 酸化鉄の赤が渋い、Morocco産の大きなScyphocrinus elegansです。 化石最長部40cm近くある、大きな標本です。 邸宅の玄関先、企業のロビーなどに飾れば、多くのお客様の眼を引きます。 もちろん、コレクション品としても、最高の標本になることは間違いないでしょう。 標本の状態、サイズ、二体がほぼ完璧な状態で残っている、という点。 どれも申し分ありません。 |
この商品を購入されたお客様のお声
ウミユリとアンモナイト無事に到着しました。ウミユリの色あい、立体感、繊細さに感激しております。まさしく、海を泳いでいるような雰囲気です。それも、夕日に照らされた赤い海を泳いでいるといった感じで、幻想的な気分になります。それこそ博物館級の素晴らしいものをありがとうございました。
神奈川県/男性
ウミユリとは?
ウミユリ(海百合)は植物ではありません!
「ユリ」の名前がついているために植物だと思われがちですが、実際はヒトデやウニと同じ棘皮(きょひ)動物の仲間です。各国の海(深海)に棲み、体長は35~50cm。
棘皮動物とはechinoderm というギリシャ語由来のラテン語を直訳したもので、 echinoderm とは echinos (ハリネズミ)のような derma (皮)を持つものという意味です。
さまざまなユミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)は生きた化石
ウミユリ(海百合)は、オウムガイ、シーラカンス、ラブカ、カブトガニ、アロワナなどと同様に生きている化石として大変有名です。
現生のウミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)の特徴のその腕
ウミユリは根や茎のように見える支持体と、花弁のような腕を持っています。長く伸びたその腕で海中のプランクトンなどを捕らえ、餌としています。
ウミユリ(海百合)の化石は希少で価値が高い
ウミユリの化石が多く見つかるのは、約2億5000万年前の地層である。5億年以上前の地層から出土した例もあるという。ウミユリの体は脆弱であり、全体に骨格が小さな節に分かれているので、それらがばらばらになり、全形をとどめないことが多い。ばらばらの節だけが堆積した石灰岩も見られる。