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ディティールが保存された上質のプレシオサウルス(Plesiosaurus)の脊椎骨の化石/【ot1358】
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こちらは首長竜、プレシオサウルスの脊椎骨の化石です。
棘突起の根本が残存しています。脊椎骨とは長い背骨を構成する骨のことです。
こちらはイングランド・ドーセットにある中生代ジュラ紀の地層から採集されたものです。化石コレクターならおなじみの地名ですね。あのメアリーアニングが1821年のプレシオサウルスの化石を発見したことはあまりにも有名ですね。彼女が発見した骨格はその後、タイプ標本となり現在ではロンドン自然史博物館に展示されているとのことです。
プレシオサウルスは長い首と樽のような胴体、大きな4つのヒレで海生爬虫類です。長い首をくねらせて魚を捕食していたと考えられています。あのネッシーのモデルとなった古生物です。ちなみにネッシーはUMA(未確認生物)ですが、プレシオサウルスは中生代ジュラ紀に実在した海生爬虫類です。
ディティールが保存されています。
ご注目いただきたいのはこの2つの穴です。噛み跡のように見えますね。
こちらからもはっきりと穴が見えます。もしかするとこのプレシオサウルスは他のハンターに襲われたのかもしれませんね。一般的な脊椎骨にはない鋭角の穴です。
棘突起側から撮影。神経が通っていた穴をこちらから見ることができます。
ご覧のように表面には本来の細かな凹凸がしっかりと保存されています。
直径およそ6センチほど。
100円玉との比較。ディティールが保存された上質のプレシオサウルスの脊椎骨の化石です。
商品スペック
商品ID | ot1358 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | ディティールが保存された上質のプレシオサウルス(Plesiosaurus)の脊椎骨の化石 |
産地 | Dorset England |
サイズ | 6.1cm×5.9cm×3.9cm 232g |
商品解説 | ディティールが保存された上質のプレシオサウルス(Plesiosaurus)の脊椎骨の化石 |
プレシオサウルスとは?
「ネッシー」の祖先と言われたプレシオサウルス?
プレシオサウルスは三畳紀後期~ジュラ紀前期(約2億1000万~1億8000万年前)に棲息していた首長竜の仲間です。首長竜としては最も初期の生物の一つです。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ネッシーの影響か否か、首長竜を恐竜の一種と考えられがちですが、実際には海生は虫類の仲間です。
また、同じ水性は虫類のエラスモサウルスなどと違い、比較的小型で最大で体長5m前後であったと考えられています。エラスモサウルスは10mをゆうに超える巨体の持ち主でした。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
泳ぎは得意ではなかった
またエラスモサウルスほど首が長くなく、首長竜の想像図で見られる、首を縦横無尽にくねらせて魚を捕食することはもしかすると得意ではなかったかもしれません。潜水が得意ではなったという説があることから、浅海で魚やイカなどを獲物にしたと考えられています。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
胴体から伸びる巨大な鰭(ひれ)を駆使しても、それほど高速で泳ぐことはできなかったという説もあります。待ち伏せをして首を突き出して捕食をしていたのでしょうか。
現生のプレシオサウルス生き残り説はネッシー以外もたくさんあり、有名なところでは、アメリカのチャンプオーストラリアのホークスベリー・リバー・モンスター、中国のツィリなどがあります。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org