- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- その他の化石の販売
- 植物
- 珪化木の化石販売
- ジャスパー化が深く進行した珪化木はこうなる。古代のマダガスカルの樹木がカラフル珪化木に変貌。
ジャスパー化が深く進行した珪化木はこうなる。古代のマダガスカルの樹木がカラフル珪化木に変貌。/【ot1341】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらは、およそ2億5千万年前の針葉樹モンキーパズルの幹が化石化したものです。実に見事な色です。ほぼ全域にわたって、ジャスパー化が進行し、赤、群青、黄色、など様々な色を呈します。
三畳紀は植生が木性シダに加えて、針葉樹が繁栄をはじめました。この珪化木はモンキーパズルという針葉樹の木の幹です。モンキーパズルは現世でもみかけることができる、生きた化石として知られる樹木。観葉植物としても知られているため、ご存じの方もいらっしゃるのではないかと思います。あのトゲトゲした葉が個性的で、インテリアとして人気があります。
モンキーパズルの幹をカットして断面を見れば、このような色をしているわけではありません。この木に限って申し上げれば、このような色を生み出すには、2.5億年という途方もない時間が必要でした。
非常に長い時間をかけて、木の本来の成分がシリカ系鉱物へと徐々に置換していました。結果、木の断面が貴石(宝石の原石)へと変貌を遂げたのです。これはシリカ化と言います。本標本のようにジャスパー化したものは、そのままジャスパー化という場合もあります。
色の違いは、流入してきた珪酸塩鉱物に含まれる異質成分によります。この標本はジャスパー化としては一般的な赤系統に加えて、群青色を呈します。また濃さの異なる茶色を至るところで観察できます。赤はともかく群青色をこれほど広範囲で見ることができるのは素晴らしい。加えて、色のバランスが良いです。まるで、画家が色をバランスよく塗ったかのようです。
裏面は樹木の断面がそのまま残されています。こちらを底面にして展示が可能です。
もう一つの一押し鑑賞ポイントがここ。樹皮を味わえる横面です。しかもかなり厚くカットしてあります。木の繊維がきっと古代の時のままの状態なんでしょう。想像するだけで感動を覚えます。
赤は赤鉄鉱を含んでいることを示しています。珪化木で赤いものをご覧になった人も多いのではないでしょうか。赤をふくむ標本は全体が赤が染まりやすいのですが、この標本は、赤はあくまで脇役。
クリーム色と群青色といった落ち着いた色でで全体が統一されています。見ていて安心する配色です。
ずっしりと重い770g。
色調が重厚で高級感があります。書斎などに置いて楽しむのはいかがでしょうか。コーヒーが似合います。
底面の縁。プリッパーがあえて残した意図が分かる、渋い凹凸。一枚樹皮が剥けたところ。
100円玉との比較。エレガントな配色。群青色の圧倒的な渋さをお楽しみ下さい。
商品スペック
商品ID | ot1341 |
---|---|
年代 | 中生代三畳紀(2億5100万 -- 1億9500万年前) |
学名 | ジャスパー化が深く進行した珪化木はこうなる。古代のマダガスカルの樹木がカラフル珪化木に変貌。 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 11.8cm×8.5cm×厚4.8cm 770g |
商品解説 | ジャスパー化が深く進行した珪化木はこうなる。古代のマダガスカルの樹木がカラフル珪化木に変貌。平置き展示で安定します。 |
珪化木とは?
珪化木(けいかぼく)は観賞用化石として大人気!
珪化木ができるには、樹木が朽ち果てる前に何らかの原因で土砂等に埋もれ、長い年月をかけて圧力を受ける必要があります。地中にある間に珪酸(ケイサン)を含んだ地下水が木の細胞にしみわたり圧力を受け続けるとシリカという物質に変化しカチコチに固まり化石になります。
世界各国で産出され、観賞用に高値で取引されています。
アリゾナ州、化石の森国立公園 画像「珪化木」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
アリゾナ州、化石の森国立公園 画像「珪化木」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or