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石炭のなり損ない!なんて言わないで・・・。シリカ化した樹木の化石、珪化木(ケイカボク)/【ot1324】
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これはマダガスカル産のおよそ2.5億年前の樹木の化石です。樹木がシリカ化した化石を珪化木(じゅもく)と言います。シリカ化すると、メノウ化やカルセドニー化するため、ご覧のように、美しい貴石のような色合いが見られます。この美しく複雑な模様こそが、化石コレクターに引きつける理由なのです。
とは言っても、樹木が化石化すれば、すべてが珪化木になるわけではありません。シリカ化が進まず、カーボン化(炭化)が進むと、真っ黒い石炭になります。古生代石炭紀はその名の通り、当時の植物のかなりの部分が石炭になりました。
その樹木が石炭になるかどうかは、堆積後の地層が問題になります。深く圧力が高く高温であれば、樹木は石炭化します。一方で、比較的低温で、珪酸塩鉱物を含む水溶液が豊富に含まれる場所であれば、樹木の本来の成分が石英等に置き換えられ、木の一部が水晶科していきます。流入する成分の違いにより、写真のように色が付き、美しい芸術品へと変わるのです。
石炭は、昨今では、二酸化炭素排出量が多いため、エネルギー源として使用される機会は少なくなりましたが、産業革命を下支えした人類にとって大切な化石燃料でした。
一方で、この珪化木は、燃やしてもエネルギーにならないため、「石炭のなりそこない」と揶揄されることもある存在です。
しかし、どうでしょう。自然が作った芸術品を手元においておくだけで、心が豊かになりますね。心をいくら熱く燃やしても二酸化炭素を生みませんし・・・。石炭に対抗するのは、このくらいにしておきましょう。
裏面はポリッシュされていません。
木肌がそのまま化石になっています。
赤い部分は赤鉄鉱を含んでメノウ化しています。
商品スペック
商品ID | ot1324 |
---|---|
年代 | 中生代三畳紀(2億5100万 -- 1億9500万年前) |
学名 | 石炭のなり損ない!なんて言わないで・・・。シリカ化した樹木の化石、珪化木(ケイカボク) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 9cm×8.6cm×厚1cm |
商品解説 | 石炭のなり損ない!なんて言わないで・・・。シリカ化した樹木の化石、珪化木(ケイカボク) |
珪化木とは?
珪化木(けいかぼく)は観賞用化石として大人気!
珪化木ができるには、樹木が朽ち果てる前に何らかの原因で土砂等に埋もれ、長い年月をかけて圧力を受ける必要があります。地中にある間に珪酸(ケイサン)を含んだ地下水が木の細胞にしみわたり圧力を受け続けるとシリカという物質に変化しカチコチに固まり化石になります。
世界各国で産出され、観賞用に高値で取引されています。
アリゾナ州、化石の森国立公園 画像「珪化木」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
アリゾナ州、化石の森国立公園 画像「珪化木」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or