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地球に感謝!ボリビア産ストロマトライト。縞状鉄鉱層が見えまくり!/【ot1261】
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こちらはボリビア産のストロマトライトです。個人的に、ストロマトライトの模様が好みで、よく取り扱いをします。またその裏にある壮大なストーリーを知ると、きっと誰しもが魅了されることでしょう。
こちらの模様は、シアノバクテリアと呼ばれる細菌が光合成を繰り返し行ったプロフィールそのものです。
数十億年前の地球はまだ酸素が少なく、酸素を必要とする生物(好気性生物)はマイノリティでした。そこにこのシアノバクテリアが登場し、光合成を行ったことで、一気に大気中の酸素濃度が上昇し、地球の生物相は新たな段階に進化しました。こうして、私達人類が生きていられるのも、このシアノバクテリアの活動があったからにほかなりません。随分、大仰な話になってしまいましたが・・・。
そんなエピソードを踏まえて、この化石を御覧ください。なんだか、感謝の気持ちが湧いてきませんか?
シアノバクテリアは、日中に光合成を行い、夜になると活動を休止して、粘着物(堆積物)を固着させます。その断続的な活動が、このような層状の模様を作ったとされます。
ストロマトライトは、様々なカットが試みられています。丸い球状のものが比較的多い中、本品はフラットなタイプです。どこかにころころと転がっていくことはありません。
商品スペック
商品ID | ot1261 |
---|---|
年代 | 先カンブリア時代(46億年 -- 5億4200万年前) |
学名 | 地球に感謝!ボリビア産ストロマトライト。縞状鉄鉱層が見えまくり! |
産地 | Bolivia |
サイズ | 直径5.5cm×4.7cm×厚1.2cm |
商品解説 | 地球に感謝!ボリビア産ストロマトライト。縞状鉄鉱層が見えまくり! |
この商品を購入されたお客様のお声
以前からストロマトライトが欲しいなあと思っていたのですが、なかなか思っていたようなものに出会えませんでした。この度、手のひらに乗るサイズで、しかも平べったく安定した形をした縞状の模様がはっきりとわかるものに出会え、非常に満足しています。今後も機会がありましたら、是非お願いいたします。
新潟県/女性
ストロマトライトとは?
人類、恐竜、三葉虫、アンモナイト、、、全員が感謝する球体
地球を生物あふれる星に一変させた石、ストロマトライト! この石ころに地球の歴史と生物の発展のはじまりが詰まっています。皆様、地球年表をごらんになったことはありますでしょうか。
現生の地球は大量に酸素が存在するので、ATP合成(生命エネルギーの生成)を積極的に行うことができます。そのおかげで、われわれ人類を含む生物が闊歩(かっぽ)しています。
当たり前の話ですが、酸素がなければ、われわれ生物は存在できません。
地球で初めて光合成し、酸素をくれた。すべての生物が感謝!
30億年前以前の原始地球では、そのような酸素はほとんど存在せず、二酸化炭素で充満していました。それゆえ、複雑で高等な生物は全く存在できませんでした。
と・こ・ろ・が・・・・
藍藻(らんそう)類やシアノバクテリアの出現で、”光合成”が地球中で行われ、二酸化炭素が減少し、酸素が増え始めました。
この、ありがたい、ありがたい藍藻類やシアノバクテリアが光合成を行い死滅し、また出現し・・・の繰り返しで巨大化した化石がストロマトライトなのです。
ストロマトライトは何でできている?
30億年前以上、藍藻類(らんそうるい・シアノバクテリアとも)の死骸と泥粒などによって作られる層状の構造をもつ岩石のこと。
どうやって巨大化する?
ストロマトライトとなる藻類が昼に光合成をし、泥や砂などの堆積物を取り込みながら夜に固化する。これの繰り返しでその高さを増していく。
先カンブリア代のストロマトライトの化石 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
現在のオーストラリア・シャーク湾のストロマトライト 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or