- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- その他の化石の販売
- ワニ
- サルコスクスの化石販売
- 博物館級ではなく、正真正銘の博物館アイテム。スーパーレア!史上最強の陸上生物の一つ、史上最大級のワニこと、サルコスクス(Sarcosuchus imperator)の顎付き歯化石
博物館級ではなく、正真正銘の博物館アイテム。スーパーレア!史上最強の陸上生物の一つ、史上最大級のワニこと、サルコスクス(Sarcosuchus imperator)の顎付き歯化石/【ot1202】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
スーパーレア!史上最強の陸上生物の一つ、サルコスクス・インペラトルの顎付きの歯化石です。サルコスクスは白亜紀前期のアフリカに棲息していた巨大ワニです。現在までに一種(一属一種)だけ確認されています。成体になると、体長なんと12m,体重8トンにまで成長したと考えられています。あのティラノサウルスやスピノサウルスといった最大級の肉食恐竜をはるかに凌ぐ巨体を誇っていました。水際に水分補給に訪れた恐竜を一瞬で水中に引きずり込み捕食したことでしょう。
こちらの化石は、サルコスクスの顎付きの歯化石です。サルコスクスの場合、歯化石1本でも高値で取引されますが、この化石はオリジナルの顎と歯が揃ったものです。その希少性は申し上げるまでもないことでしょう。横幅は30cmを超えます。
御覧ください。顎から伸びる歯化石。ナチュラルな標本ならではのソケット。
こちらは反対側。実にナチュラルな味わい。
肉厚です。重量にして、1kgを超えます。こちらはおそらく下顎の奥まったセクションではないかと推察されます。サルコスクスの下顎の歯は片側31本あったと考えられています。こちらのセクションでソケットを含め8本あることから、単純に考えても、この化石の主(ぬし)の下顎は1mを超える大きさがあったと考えられます。歯のない首に近い部分を含めれば、さらに大きな下顎をしていたと推察されることから、頭部だけで、最低でも1mを超える巨大な個体であったと考えられます。
顎の奥の近い部分。一番小さな歯でも、かなりの迫力。太く丸い歯です。この歯と顎が生み出す交合力(こうごうりょく、かむ力のこと)は、8トンを超える、という考察もあり、これはあのティラノサウルスの3倍に値する、とのこと。間違いなく最強の捕食者であったことでしょう。化石が採集される地層から、サルコスクスが棲息していたのは、内陸の河川環境の可能性が高いと考えられています。捕食対象となったのは、魚やエイ等はもちろんのこと、当時、同地域に棲息していたイグアノドン類のルルドゥサウルスなども捕食対象になりえたことでしょう。ルルドゥサウルスは成体になると現世のゾウを超える巨体に成長しましたが、幼体や亜成体などは容易にサルコスクスのデスロールに飲み込まれたものと思われます。さすがに竜脚形類のニジェールサウルスには手出しをしなかったかもしれませんが・・・。
現世最大のワニは、ナイルワニあるいはイリエワニ等のクロコダイル科のワニです。成体になると500kgを超え、最大のものでは1トンに迫る個体も存在すると言われていますが、最大級のサルコスクスは、なんと8トン。途方もない巨体です。同時期に、地域の覇権を争ったであろうカルカロドントサウルスも、サルコスクスだけには警戒を怠らなかったことでしょう。
このナチュラルな味わい。
ソケット部分とそれに埋まった歯化石。コンポジットではないことは明らかです。
同一個体の顎と歯が揃うことは本当に希少です。サルコスクスの場合には、顎が採集される事自体が珍しい。食物連鎖の頂点に君臨する生物の個体数は非常に少ないため、化石の点数も同様に希少です。
サルコスクスの歯化石は、歯の位置にもよりますが、わずかに反りが入った形をしている場合が多い。
赤いマーカーは10cm間隔です。
このセクションは丸く太い歯化石が並んでいます。
ソケットが現れるたび、骨が膨らんでいることが分かります。顎に入った細かな皺まで残されています。実物を目の前にすると写真以上にナチュラルな印象を受けることでしょう。
100円玉との比較。希少性という点で他の追随を許さない化石の一つ。史上最強の陸上生物の一つ、サルコスクスの顎付きの歯化石です。まさに博物館級アイテム・・・。と申し上げたいところですが、実は、こちらの化石は本当に某博物館で展示されたもの。博物館級ではなく、正真正銘の博物館アイテムなのであります。
商品スペック
商品ID | ot1202 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 博物館級ではなく、正真正銘の博物館アイテム。スーパーレア!史上最強の陸上生物の一つ、史上最大級のワニこと、サルコスクス(Sarcosuchus imperator)の顎付き歯化石 |
産地 | Tegana Formation, Morocco |
サイズ | 幅31.8cm×奥行8.6cm×高7.8cm 1135g |
商品解説 | 博物館級ではなく、正真正銘の博物館アイテム。スーパーレア!史上最強の陸上生物の一つ、史上最大級のワニこと、サルコスクス(Sarcosuchus imperator)の顎付き歯化石 |
サルコスクスとは?
恐竜だけが支配者じゃなかった!サイズが違いすぎる!!
古代のワニは現代のワニの10倍デンジャラス!!
巨大ワニ、サルコスクス
サルコスクスは、白亜紀前期、アフリカに生息していた巨大なワニです。 体長は何と11mあり、現在知られている中では最大のワニです。
現生のワニの2倍以上のサイズがあると考えられていますが、重さに関しては6倍以上もあるとされます。重さは約8トンもあったようです。
サルコスクスは寿命が50~60歳と長生きで、年をとれば取るほど体のサイズが大きくなっていったようです。
これは陸の王者「ティラノサウルス」と同様の成長形態です。
名前は「肉のワニ」の意味。1964年にアフリカのニジェールで頭蓋骨の一部を発掘、2000年になってようやく1.8mもの頭蓋骨が発見され、その他全身の約半分が発見された(体重はアフリカ象の2倍近い10トン)。
サルコスクスの体の形
現在のワニは産まれてから10年で急速に成長します。この成長度合いから推測すると、サルコスクスも同様な成長曲線を描いたのではないでしょうか。
頭骨だけで1.7m~1.8mほどもあったといわれます。頭の部分だけで成人男性くらいもあります。このサイズは、ティラノサウルスの頭骨よりも大きいか、もしくは同等のサイズです。
サルコスクスの上あごは下あごを完全に覆い尽くしていました。これは恐竜と同じ構造をもっていることが伺えます。そして顎の形は、現在のワニと同じように、鼻先が非常に長く伸びたシェイプをしていました。
サルコスクスの歯
サルコスクスの歯は獲物に噛み付いて離さない頑強なタイプの歯です。
なぜかというと、現生のワニと同じく、いわゆるデスロール(相手に噛み付いたあと、体全体を回転して一撃で仕留めるワニ独特の戦略方法)をして、獲物を捕らえいたからです。彼らは沼地に潜んで待ち伏せし、近づいた獲物に噛み付いて絶命させるという手法で狩りをしていたようです。
サルコスクスの強さ
サルコスクスの噛む力は8トンもあったといわれています。これは、ティラノサウルスよりも2倍~3倍の噛む力に相当します。サルコスクスの背中に走る堅い装甲うろこは、強固なので、体を防御し保持するために使われていました。
ただ、あまりにも堅いために、体の柔軟性を奪われてしまうというマイナスの側面もあったと推察されています。
左からサルコスクス、ディノスクス、一番右が現在のミシシッピ川に生息するワニ
画像「サルコスクス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org