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三匹並んだ姿が面白い!ニシン科魚化石ゴシウティクティス(Gosiutichthys parvus)の群集標本/【ot1187】
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三匹並んだ姿がユーモラス。およそ5千万年前の古代魚、ゴシウティクティスの群集標本です。米国・ワイオミング州産。
米国・ワイオミング・グリーンリバー層から採集される化石は良質なことでよく知られています。多数の魚化石を産することでも有名で、本標本のゴシウティクティスを始め、ディプロミストゥスやナイティアなどがよく知られています。いずれも淡水魚です。
グリーンリバー層は、湖であったと考えられています。それゆえ、淡水魚の化石や、その周辺を棲息の場としていた爬虫類や昆虫などの化石が採集されます。恐竜が絶滅しておよそ1千5百万年後の現在から5千万年前の地層です。
湖だったため、水流も弱く、死に絶えた後、各片が散り散りになる可能性も小さかったのでしょう。対流が弱いことは湖底の酸素濃度が低いと考えられ、標本の腐敗も進みにくかったはずです。グリーン・リバー層から採集される標本が高確率で保存状態が良いのはそのためです。
この個体だけ右側を向いています。
このような整然とした形で化石になるためには、食い荒らされないことが最低条件です。何らかの原因で酸素不足に陥り、湖底深くで窒息死したことが考えられます。
粘土質が堆積したきめ細かい母岩。
何重にも層になっていることから、繰り返し粘土が沈着していったことが考えられます。湖底深くでは対流が小さかったことを表しているのかもしれません。
眼窩底(目のソケット)も残されています。
こちらにはより小さな魚の化石が残されています。背骨は保存されているものの、アバラ骨は散り散りになっています。
一個体の横幅は約3.5cm。母岩含め、横11cmです。細部までよく保存された5千万年前の淡水魚、ゴシウティクティスの群集化石です。
商品スペック
商品ID | ot1187 |
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年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | 三匹並んだ姿が面白い!ニシン科魚化石ゴシウティクティス(Gosiutichthys parvus)の群集標本 |
産地 | Wyoming, U.S.A. |
サイズ | 本体3.5cm 母岩含め全体 11cm×7.4cm×厚2.2cm |
商品解説 | 三匹並んだ姿が面白い!ニシン科魚化石ゴシウティクティス(Gosiutichthys parvus)の群集標本 |
この商品を購入されたお客様のお声
久々の購入です。保存状態が良く、スケルトン感たっぷりのマルチプレート、とても気に入りました。
愛知県/男性
魚化石とは?
恐竜が地球に誕生するはるか昔から、魚類は地球の海を泳いでいました。 古生代前期にはダンクルオステウス等に代表される板皮類(はんぴるい)類が台頭し、中生代に入ると、現世の魚類と同じ形をした硬骨魚類(こうかくぎょるい)が 現れます。
ダンクルオステウス
ブラジル産の魚化石。現世に生息する硬骨魚類(こうかくぎょるい)と同じ仲間。