- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- その他の化石の販売
- 植物
- レピドデンドロンの化石販売
- 保存状態を最優先するコレクターにおすすめ!ウロコのような樹皮で知られる、幻の古代樹、レピドデンドロン。
保存状態を最優先するコレクターにおすすめ!ウロコのような樹皮で知られる、幻の古代樹、レピドデンドロン。/【ot1184】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
古生代石炭紀に繁栄した古代樹、レピドデンドロンの樹皮の化石です。
ウロコに例えられる樹皮の模様が、明瞭明確に認められる、並外れた保存状態。
手のひらサイズゆえに、リーズナブルプライスでのご紹介。兎に角、高品位な標本を望むコレクターにぴったりの標本です。
裏面。
レピドデンドロンは和名で鱗木(りんぼく、うろこの木)と書くように、ウロコのような樹皮を持っていたことで知られています。また、樹高40m、幹径2mに達する、巨木だったのです。ウロコの樹皮をもった巨木、想像するだけ、異様な姿です。もちろん、現世にはこの系統の樹木は存在しません。幻の古代樹といったところでしょうか。
現世の植生のメインストリームは、いわゆる種子植物ですが、この時代(古生代石炭紀)には、種子植物よりも、こういったリンボクのグループのほうが発展をしていました。リンボクは種子ではなく胞子によって繁殖しました。その意味では現世のシダ類に近い存在と言えます。
我々、現代人にとってシダが40mもの樹高になることは想像し難いのですが、実際には、巨大なリンボクが湿地帯を中心に群生していたと考えられています。現在の石炭の原料となったことはあまりにも有名です(石炭紀の名前の由来になった)。
上で、大発展をとげていた証拠として、莫大な石炭量を挙げました。石炭は化石燃料のなかでも二酸化炭素の排出量が比較的多いため、徐々に利用されなくなってきていますが、埋蔵量は最大で、世界中に可採地域があります。このことを考えても、当時、いかに、リンボクなどのグループが大発展を遂げていたか分かります。
100円玉との比較。妙妙たる保存状態を有する古代樹、レピドデンドロンの樹皮の化石です。兎に角、高品位を優先するコレクターにうってつけの標本です。
商品スペック
商品ID | ot1184 |
---|---|
年代 | 古生代石炭紀(3億6700万 -- 2億8900万年前) |
学名 | 保存状態を最優先するコレクターにおすすめ!ウロコのような樹皮で知られる、幻の古代樹、レピドデンドロン。 |
産地 | Germany |
サイズ | 10.3cm×6.8cm×厚1.4cm |
商品解説 | 保存状態を最優先するコレクターにおすすめ!ウロコのような樹皮で知られる、幻の古代樹、レピドデンドロン。 |
レピドデンドロンとは?
レピドデンドロン(Lepidodendron)とは?
主に北アメリカ・ヨーロッパで古生代石炭紀(約3億6700万~2億8900万年前)に大発展したシダ植物(ヒカゲノカズラ類)。大きいものでは40メートル以上に成長しました。
CG制作:ジュラ株式会社
樹皮が魚の鱗(うろこ)に似ていたため、「鱗(うろこ)の木」という名前が付きました。
レピドデンドロンは、我々が恩恵をうけている石炭のもととなった植物です。別名を鱗木(りんぼく)と言い、「鱗」は訓読みで「うろこ」と読みます。
何故そんなに巨大に成長したのか?
レピドデンドロンは何と高さが40mにもなる巨大な木だったと考えられています。この木が栄えた頃の地球は、年間を通してあまり気候の変化はなく、一年中熱帯気候であったといわれています。そうすると、森林もたくさん増え、大気の中の酸素濃度も上がりました。現在は21%といわれる酸素濃度が、当時は35%もあったそうです。植物や動物が大きくなる環境が整ったのが、石炭紀でした。
これらの環境が整って、高さ40mにもなる木が存在できたと考えられています。
レピドデンドロンは二股に分かれる木として有名
レピドデンドロンは枝も根も、先端が2またに分かれて成長します。茎の端には胞子穂があり、胞子で繁殖していました。ちなみに、レピドデンドロンは木質の部分がほとんどありません。どちらかといえば、巨大な木というより巨大な草という表現が適切かもしれません。どこまでも不思議な植物ですね!
レピドデンドロンの想像図
CG制作:ジュラ株式会社
葉" >
CG制作:ジュラ株式会社