お前は一体ダイアンモンドなのか、どうなのか。そこが重要です。ニューヨーク産ハーキマダイヤモンド 鉱物 販売

ハーキマーダイアモンドです。ハーキマーって一体・・・、と思われる方が大半のはず。しっかり説明させていただきましょう。写真の中央など点在するキラキラと光る透明度の高い鉱物が、ハーキマーダイアモンドです。

その知識を持って標本を見ると、あらゆるところに透明度の高い鉱物が存在することが分かります。

その鉱物だらけじゃないか！もしかしたら、大金持ちになれるかも！と思った方、すいません、残念ですが、ハーキマーダイアモンドはダイアモンドではないのです。一体、どういうことなのか・・・。答えは次の写真で。

この美しき鉱物の正体は、水晶です・・・。もっと平たく言いますと、石英です。水晶という鉱物は内包されている成分や形態によって、さまざまに分類されています。ハーキマーダイアモンドは、両錐（りょうすい）水晶と呼ばるもので、結晶の両端が母岩から離れて成長することで、まるでダイアモンドのような見た目になることから、その名が付きました。

ちなみに、ハーキマーとは、米国ニューヨーク州のハーキマー地方で採集されたことに由来しています。こちらは至ってシンプルな命名です。いわば、「なにわのモーツアルト」的な命名スタイルです。

こちらには大きな結晶がありませんので、背面になるアングルです。

こちらに、なにわのモーツアルトならぬハーキマーのダイアモンドがいらっしゃいます。

本当のダイアモンドなら一体どれほどの価値があるのだろうか、と夢想してはいけません。ハーキマーのダイアモンドにしか魅力があるはず。

この間、固有の魅力を考えてみましたが、残念ながら思いつきませんでした。何たることか・・・。でも、これだけ話題を提供してくれること、そのものに価値があることに、たった今、気づきました。ぜひ、こちらのオーナーになった方は、ちょっと暇そうな人を見つけて、このウンチクを熱く語ってみてください。きっと、軽く会釈されると思います。