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掘り出し物!レア!古代の木生シダ、レピトデンドロン(Lepidodendron) の枝葉の化石/【ot1150】
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こちらは、古生代に陸上に大繁栄した木生シダの一種、レピドデンドロンの枝葉の標本です。レピドデンドロンの化石といえば、独特の模様をした樹皮を連想する人が多いでしょう。この化石は、ほかでもない枝先の化石です。滅多にお目にかかることはないでしょう。
しかも、恐るべき保存状態です。枝葉を構成する無数の直線的な葉の数々が立体的に保存されているのです。
たしかに、マニアックです。植物に興味のないコレクターからすれば、樹皮でも枝でも同じことかもしれません。しかし、枝先の化石が樹皮に比べて極端に少ないことは事実です。やはり樹皮に比べて柔らかく、失われてしまいやすいのでしょう。何しろ古生代石炭紀というはるか昔に生えていた植物ですから、失われて当然なのですが・・・。
そしてもう一つ、ご注目いただきたいのは、こちらは印象化石ではない、ということ。この場合における印象化石というのは、葉が柔らかい地面に落ちたとき、葉そのものではなく、地面の型(かた)が化石になることを指します。この標本は、そうではなく、本体そのものなのです。
明らかに型(かた)ではないことがお分かりいただけるでしょう。立体的で、葉1本1本が残っています。
レピドデンドロンがどのような植物であったか、このページの下に解説を加えています。このような葉がまとまっていた様子をCG(想像図)でご覧いただけます。
古生代石炭紀は、現世の植生とは全く異なっていました。現世では脇役となった木生シダ類が大発展をとげた時期で、昆虫と両生類が栄えていたと考えられています。ゴキブリやムカデなどの節足動物が陸上に進出した時期でもあります。その中でも、最も存在感があったのは、巨大な木生シダの鱗木でしょう。30メートルにも及ぶ鱗木が、湿地帯などに大森林を形成していたのですから。
今はなきリンボクの枝葉の化石です。
几帳面に四角形に母岩がカットされているのも嬉しいですね。枝葉本体で、直線計測にて11cm強。非常に珍しいレピドデンドロンの枝葉の化石です。
裏面。平置きで安定します。
100円玉との比較。
商品スペック
商品ID | ot1150 |
---|---|
年代 | 古生代石炭紀(3億6700万 -- 2億8900万年前) |
学名 | 掘り出し物!レア!古代の木生シダ、レピトデンドロン(Lepidodendron) の枝葉の化石 |
産地 | Germany |
サイズ | 本体直線距離11.3cm 母岩含め全体11.8cm×9.2cm×厚1.7cm |
商品解説 | 掘り出し物!レア!古代の木生シダ、レピトデンドロン(Lepidodendron) の枝葉の化石 |
レピドデンドロンとは?
レピドデンドロン(Lepidodendron)とは?
主に北アメリカ・ヨーロッパで古生代石炭紀(約3億6700万~2億8900万年前)に大発展したシダ植物(ヒカゲノカズラ類)。大きいものでは40メートル以上に成長しました。
CG制作:ジュラ株式会社
樹皮が魚の鱗(うろこ)に似ていたため、「鱗(うろこ)の木」という名前が付きました。
レピドデンドロンは、我々が恩恵をうけている石炭のもととなった植物です。別名を鱗木(りんぼく)と言い、「鱗」は訓読みで「うろこ」と読みます。
何故そんなに巨大に成長したのか?
レピドデンドロンは何と高さが40mにもなる巨大な木だったと考えられています。この木が栄えた頃の地球は、年間を通してあまり気候の変化はなく、一年中熱帯気候であったといわれています。そうすると、森林もたくさん増え、大気の中の酸素濃度も上がりました。現在は21%といわれる酸素濃度が、当時は35%もあったそうです。植物や動物が大きくなる環境が整ったのが、石炭紀でした。
これらの環境が整って、高さ40mにもなる木が存在できたと考えられています。
レピドデンドロンは二股に分かれる木として有名
レピドデンドロンは枝も根も、先端が2またに分かれて成長します。茎の端には胞子穂があり、胞子で繁殖していました。ちなみに、レピドデンドロンは木質の部分がほとんどありません。どちらかといえば、巨大な木というより巨大な草という表現が適切かもしれません。どこまでも不思議な植物ですね!
レピドデンドロンの想像図
CG制作:ジュラ株式会社
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CG制作:ジュラ株式会社