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レア!巨大!地球に酸素をもたらしたストロマトライト。典型的な縞状鉄鉱層を堪能できる!/【ot1109】
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スーパービッグ!横幅17cm超え、1.5kg近くある、非常に大きく重いストロマトライトのポリッシュ標本です。
ストロマトライトをカット面に現れる典型的な模様です。縞状鉄鉱層(しまじょうてっこうそう)と言います。
この美しい連続模様は、シアノバクテリアという細菌の活動が大きく関与しています。
ここに金色の層が!
シアノバクテリアは地球上で初めて光合成をおこなったとされています。この細菌が生命活動を行う上で排出する液が砂と交互に積み重なり、このような美しい縞状の模様が形成されるのです。層が縞状になるのは、シアノバクテリアの活動が均質ではなく、断続的だったことを示します。
こういった縞状の模様は自然界ではよく見られます。たとえば、木の年輪。もし木の成長が1年を通じて、一定ならば年輪はできません。よく成長する時期とあまり成長しない時期が定期的に訪れるため、縞状の模様ができあがります。
表面をよく見ると、少し金属質の光沢があることがお分かりでしょうか。これはシアノバクテリアが光合成を行う際、海中の鉄分を酸化して固定したことによります。
一見すると石ですが、よく見るとどこかメタルの質感があります。ただものではない雰囲気が漂っています。
背面には、平置きで展示できるように、薄いスポンジがセットされています。
鉄分を含む量によって色は変わります。濃ければ濃いほど鉄分が多く含まれていることを意味します。
100円玉との比較。このストロマトライトがいかに大きな標本かお分かりいただけることでしょう。重量にして、1.5kg近くに達するヘビー級標本です。ストロマトライトの一級標本をお探しの方におすすめいたします。
商品スペック
商品ID | ot1109 |
---|---|
年代 | 先カンブリア時代(46億年 -- 5億4200万年前) |
学名 | レア!巨大!地球に酸素をもたらしたストロマトライト。典型的な縞状鉄鉱層を堪能できる! |
産地 | Australia |
サイズ | 17.5cm×14.3cm×厚2.2cm 1455g |
商品解説 | レア!巨大!地球に酸素をもたらしたストロマトライト。典型的な縞状鉄鉱層を堪能できる! |
ストロマトライトとは?
人類、恐竜、三葉虫、アンモナイト、、、全員が感謝する球体
地球を生物あふれる星に一変させた石、ストロマトライト! この石ころに地球の歴史と生物の発展のはじまりが詰まっています。皆様、地球年表をごらんになったことはありますでしょうか。
現生の地球は大量に酸素が存在するので、ATP合成(生命エネルギーの生成)を積極的に行うことができます。そのおかげで、われわれ人類を含む生物が闊歩(かっぽ)しています。
当たり前の話ですが、酸素がなければ、われわれ生物は存在できません。
地球で初めて光合成し、酸素をくれた。すべての生物が感謝!
30億年前以前の原始地球では、そのような酸素はほとんど存在せず、二酸化炭素で充満していました。それゆえ、複雑で高等な生物は全く存在できませんでした。
と・こ・ろ・が・・・・
藍藻(らんそう)類やシアノバクテリアの出現で、”光合成”が地球中で行われ、二酸化炭素が減少し、酸素が増え始めました。
この、ありがたい、ありがたい藍藻類やシアノバクテリアが光合成を行い死滅し、また出現し・・・の繰り返しで巨大化した化石がストロマトライトなのです。
ストロマトライトは何でできている?
30億年前以上、藍藻類(らんそうるい・シアノバクテリアとも)の死骸と泥粒などによって作られる層状の構造をもつ岩石のこと。
どうやって巨大化する?
ストロマトライトとなる藻類が昼に光合成をし、泥や砂などの堆積物を取り込みながら夜に固化する。これの繰り返しでその高さを増していく。
先カンブリア代のストロマトライトの化石 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
現在のオーストラリア・シャーク湾のストロマトライト 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or