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魚体をぐるりと折り曲げた白亜紀の魚化石。ブラジル産。/【ot1101】
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こちらはブラジル・セアラ産の白亜紀の魚化石です。不思議なかたちをしています。
この部分、よく見ていただきますと、鱗が半円状に回転しているのが分かるでしょうか。おそらく死後、折り曲がり、そのままノジュールと化したものと思われます。
流線型の魚体には、分厚い鱗が張り付いています。手で触ると、厚みを感じ取れます。黒い部分はポジ側、白色はネガ側のようですが、ネガ側にも魚体の一部が張り付いており、はっきりと区分できるわけではなさそうです。
折り重なる鱗。
こちらにはポジ側と思われる黒い鱗が多数確認されます。
写真右下が尾部、右上が頭部だと思われます。写真右上に、カマスの仲間と思われる頭部のネガ部分が確認されます。流線型の母体を左側でぐるりと折り曲げていることが分かります。
こちら単なるネガ側の型ではなく、表面に鱗の一部が張り付いているように見えます。
100円玉との比較。左右28cm弱、重量は2kg弱あります。魚体を折り曲げているため、主の体長ははっきりとは分かりませんが、少なくとも、50cm以上はあったと推測できます。
商品スペック
商品ID | ot1101 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 魚体をぐるりと折り曲げた白亜紀の魚化石。ブラジル産。 |
産地 | Ceara, Brazil |
サイズ | 母岩含め全体 27.8cm×13.7cm×厚6.7cm 1985g |
商品解説 | 魚体をぐるりと折り曲げた白亜紀の魚化石。ブラジル産。平置き展示で安定します。 |
この商品を購入されたお客様のお声
いつも迅速なご対応ありがとうございます。丁寧な梱包を開けた途端、標本の迫力に圧倒されました。どのような過程を経て、体を曲げた状態でノジュール化したのかと考えさせられます。また、張付いている鱗の厚みにも驚きました。この度も貴重な標本をありがとうございました。
千葉県/男性
魚化石とは?
恐竜が地球に誕生するはるか昔から、魚類は地球の海を泳いでいました。 古生代前期にはダンクルオステウス等に代表される板皮類(はんぴるい)類が台頭し、中生代に入ると、現世の魚類と同じ形をした硬骨魚類(こうかくぎょるい)が 現れます。
ダンクルオステウス
ブラジル産の魚化石。現世に生息する硬骨魚類(こうかくぎょるい)と同じ仲間。