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サルコスクス・インペラトルの巨大な美歯化石/【ot108】
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サルコスクス・インペラトルの巨大な美歯化石の登場です。最大級の歯化石です!
素晴らしいエナメル質、そして太さ、言うことなしの歯です。本標本は、アフリカ・ニジェールのガダフォウア・テネレ砂漠で見つかった歯化石です。
サルコスクスは、白亜紀前期、アフリカに生息した巨大ワニで、大きさは11~12mほどもあったといわれています。現在知られている中では最も大きいワニです。本標本は、その中でも最大級の大きさを誇るといってよいかと思われます。
現生のワニのサイズと比較してみても、サルコスクスは約2倍の大きさがあるのですが、重さにすると5~6倍もあったのです。重さは約8トン!化け物です。陸の王「ティラノサウルス」でさえ、5~6トンですから、それよりもはるかに重かったことになります。
そのサルコスクスが携えていた歯は、丸っこく太い、頑強なものでした。写真をご覧いただいてわかるように、歯根部分に至っては本当にぶっといんです。
頭骨だけで1.7~1.8mもあるというサルコスクス。上あごと下あごにはおよそ130本の歯がびっしり生え揃っていました。本標本はその中の一本です。一本でこれだけの迫力を主張してくるのです。
サルコスクスの歯はどうしてこんなに太いのか?
それは、獲物を捕える方法に起因しています。この歯は、獲物に噛み付いて離さないタイプの頑強な歯です。サルコスクスは現生のワニと同様に、噛み付いた獲物に対しデスロール(相手に噛み付いたあと、体全体を回転して一撃で仕留めるワニ独特の戦略方法)して獲物を捕らえていました。そのために、食いついても離すことのない強い歯が必要だったのです。
一体この歯でいくつの獲物を捕えてきたのでしょうか?尋常ではない歯ですから、さぞかし大物を絶命に至らしめたのでしょう・・・。
非常に美しい先端部です。
表面の筋もよく見てとれます。
手に持つと、見た目よりずっしりと感じられます。
いろいろな角度から撮ってみました。どこをとっても巨大できれいな歯です。このサイズ、質はそうそう出回らないと考えていただいてよいかと思われます。
ケースつきでお譲りいたします。
商品スペック
商品ID | ot108 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | サルコスクス・インペラトルの巨大な美歯化石 |
産地 | Niger |
サイズ | ロングカーブ 6cm |
商品解説 | アフリカ・ニジェールのガダフォウア・テネレ砂漠で見つかったサルコスクス・インペラトルの巨大な美歯化石です。 本標本のニジェール産は、サルコスクスが最初に発見された場所にごく近いところで発見された、希少性の高い標本です。 サルコスクスは、白亜紀前期、アフリカに生息していた巨大なワニです。 体長は何と11~12mもあり、現在知られている中では最大のワニです。 本標本はサルコスクスの中でも、最大級の歯です。 これだけの美しい歯化石で、しかもこのサイズは滅多に市場には出回りません。 |
サルコスクスとは?
恐竜だけが支配者じゃなかった!サイズが違いすぎる!!
古代のワニは現代のワニの10倍デンジャラス!!
巨大ワニ、サルコスクス
サルコスクスは、白亜紀前期、アフリカに生息していた巨大なワニです。 体長は何と11mあり、現在知られている中では最大のワニです。
現生のワニの2倍以上のサイズがあると考えられていますが、重さに関しては6倍以上もあるとされます。重さは約8トンもあったようです。
サルコスクスは寿命が50~60歳と長生きで、年をとれば取るほど体のサイズが大きくなっていったようです。
これは陸の王者「ティラノサウルス」と同様の成長形態です。
名前は「肉のワニ」の意味。1964年にアフリカのニジェールで頭蓋骨の一部を発掘、2000年になってようやく1.8mもの頭蓋骨が発見され、その他全身の約半分が発見された(体重はアフリカ象の2倍近い10トン)。
サルコスクスの体の形
現在のワニは産まれてから10年で急速に成長します。この成長度合いから推測すると、サルコスクスも同様な成長曲線を描いたのではないでしょうか。
頭骨だけで1.7m~1.8mほどもあったといわれます。頭の部分だけで成人男性くらいもあります。このサイズは、ティラノサウルスの頭骨よりも大きいか、もしくは同等のサイズです。
サルコスクスの上あごは下あごを完全に覆い尽くしていました。これは恐竜と同じ構造をもっていることが伺えます。そして顎の形は、現在のワニと同じように、鼻先が非常に長く伸びたシェイプをしていました。
サルコスクスの歯
サルコスクスの歯は獲物に噛み付いて離さない頑強なタイプの歯です。
なぜかというと、現生のワニと同じく、いわゆるデスロール(相手に噛み付いたあと、体全体を回転して一撃で仕留めるワニ独特の戦略方法)をして、獲物を捕らえいたからです。彼らは沼地に潜んで待ち伏せし、近づいた獲物に噛み付いて絶命させるという手法で狩りをしていたようです。
サルコスクスの強さ
サルコスクスの噛む力は8トンもあったといわれています。これは、ティラノサウルスよりも2倍~3倍の噛む力に相当します。サルコスクスの背中に走る堅い装甲うろこは、強固なので、体を防御し保持するために使われていました。
ただ、あまりにも堅いために、体の柔軟性を奪われてしまうというマイナスの側面もあったと推察されています。
左からサルコスクス、ディノスクス、一番右が現在のミシシッピ川に生息するワニ
画像「サルコスクス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org