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古代石炭紀の巨木(カラミテスまたの名をロボク)の極上化石/【ot089】
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皆様、これはレアです!石炭紀の巨木、カラミテスの化石の登場です。
カラミテスは、別名蘆木(ロボク)ともいい、節のある茎が特徴の、トクサの仲間です。本標本の何がすごいといえば、まず石炭紀の植物がこの手元に置けるという感動、そして、特徴である節がはっきり残っている良い状態です。
しかも2本分も!カラミテスは大きなもので30メートルもある木なんです!北アメリカやヨーロッパで繁栄を遂げ、沼や沢などの湿地に多く生息していました。
この何とも言えずシックな色と筋をご覧ください。美しく照り輝いています。これが、われわれのエネルギー資源を与えてくれる石炭の元だったかもしれないなんて、なんてロマンなんでしょう。
巨大さが十分伝わっていますでしょうか?50cmをゆうに超える大きさ!そして、筋が手に触れて感じられるくらい大きく、鑑賞のしがいがある標本です。
裏面です。しっかりしています。このように、スタンドで立てて飾るとバッチリです。
石炭紀は、古生代後半の時代で、デボン紀の後、ペルム紀の前の、約3億年前の地層の時代です。名前の由来のごとく、私たちが恩恵を受けている石炭の多くが産出される時代です。ということは、かなりの森林で世界中が覆われていたことになります。そう、ずばりこの時代は一年中気候が一定していて、湿潤で熱帯気候であったようです。
だからこそ、このような巨大な植物がたくさん出現し、そこに住む動物たちも大きくなったのです。
同じ時代に生きた植物で有名なのは、鱗のある木「レピドデンドロン」(40m)、動物で有名なのは、トンボの出で立ちで羽を広げたら60cmもあるといわれる、史上最大の昆虫「メガネウラ」などです。
カラミテスは、ちょうどタケの節のようなものがあり、そこから茎と葉が輪生していました。地下にも茎をのばして、ところどころから地上ににょきっと茎をのばします。今のトクサに近い種で、茎の中は、トクサと同じく「見通しのよい」中空だったようです。
この縦に走る筋、とてもいいですね。3億年前の植物が現代に存在することが奇跡のようです。
アップで何枚かどうぞ。
二本のカラミテスが寄り添うように化石になった標本です。水のいらない、古生代3億才の巨木を室内で育てませんか。
商品スペック
商品ID | ot089 |
---|---|
年代 | 古生代石炭紀(3億6700万 -- 2億8900万年前) |
学名 | 古代石炭紀の巨木(カラミテスまたの名をロボク)の極上化石 |
産地 | Wyoming, U.S.A. |
サイズ | 横51cm / 縦 28cm / 奥行き3cm / 5800g |
商品解説 | 約3億年前、石炭紀に繁栄した巨木、カラミテスの極上化石の登場です。 カラミテスは別名、蘆木(ロボク)ともいいます。 本標本は非常に大きい木の化石です。 深いグレー色で、保存状態の良い標本です。 カラミテスは30mもある巨木で、シダ植物トクサの仲間です。 タケのような節があるのが特徴で、地下にも茎を張りめぐらせ、途中の節からまた茎を地上に出すという珍しい繁殖の仕方をします。 石炭紀は、まさしく現代の石炭を産出している地層の時代です。世界中が大きな森林で囲まれていた時代、植物が巨大化していたスケールの大きな時代です。 水はいりません。古代の植物を手元に置いてかわいがっていただける方に。 |
カラミテス(Calamites)とは?
カラミテス(Calamites)とは?
産地 | 北アメリカ・ヨーロッパ |
時代 | 石炭紀~ペルム紀(約3億6700万~2億8900万年前) |
分類 | シダ植物トクサ類 |
全長 | 30メートル |
名前の由来 | 《アシ》から |
特徴 | 節のある茎 |
どうして30mと巨大なの!?
カラミテスという植物は、石炭紀という時代に栄えました。石炭紀とは、名前のごとく、現在私たちがエネルギーとしてお世話になっている石炭が大量に出てくる地層の時代をいいます。このころの地球は、年間を通してあまり気候の変化はなく、一年中熱帯気候であったといわれています。そうすると、森林もたくさん増え、大気の中の酸素濃度も上がりました。現在は21%といわれる酸素濃度が、当時は35%もあったそうです。植物や動物が大きくなる環境が整ったのが、石炭紀でした。カラミテスは、だからこそ30mという巨大な成長を遂げたのです!
カラミテスと生きた動物たち
カラミテスが繁栄した時代は、何もかもが巨大でした。みなさんは宮崎駿監督の映画「風の谷のナウシカ」にでてくる大きなトンボを知っていますか?実は、あの巨大なトンボ、石炭紀に現れた史上最大の昆虫「メガネウラ」をモチーフにしていると考えられています。羽を広げた長さは何と60cm!他にもゴキブリやナナフシの祖先といわれている体長12cmのプロトファスマとよばれる昆虫もいました。石炭紀を覗いたら、きっと巨大の国にいったみたいな感覚におそわれるでしょうね。