- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- その他の化石の販売
- 植物
- レピドデンドロンの化石販売
- 珍しい!巨大な古代植物・レピドデンドロンのプレート化石
珍しい!巨大な古代植物・レピドデンドロンのプレート化石/【ot087】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
非常に珍しい、古代植物・レピドデンドロンの化石の登場です。
レピドデンドロンは、石炭紀に存在したシダ植物の木で、北アメリカやヨーロッパなどの沼や湿地などに見られました。
別名が鱗木(りんぼく)といい「うろこの木」と呼ばれています。幹の表面がご覧のように美しいうろこのように見えることから名付けられました。
これが木!?と思うかた。無理もありません。こんな木見たことないですよね・・・。でも、れっきとした木の幹なんです。大きさも横幅39センチと、ダイナミックですよ~。手にもったらずっしりです。
それもそのはず、このレピドデンドロンは木の高さが40メートルもあったのです。枝も根も、先端が2またに分かれてるという、何とも面白い木なのです。
当時の?豊かな湿地帯が、このような大きな植物をつくりあげていったのでしょうね。古生代石炭紀は、羽をもった昆虫類が反映し、まだ鳥類のいない空を独占していました。ちょうど、爬虫類が出始めてきた頃の時代の植物です。
一見、誰かが意図的に模様を描いたのかと錯覚してしまうほど、緻密に美しくうろこのデザインが配列されています。このような模様、洋服や壁紙などで似たようなものを見たことがあるかもしれませんが、古生代の時代にすでに完成されていたのです!地球の作るものってすごいですよね。
全体はとてもシャープなフォルムをしています。皆さん、「メガネウラ」という昆虫をご存知でしょうか。映画「風の谷のナウシカ」のなかでモチーフになって有名になった、トンポのような形をした60センチもある巨大な昆虫です。このメガネウラも同じ時代に生きています。石炭のつくられるもととなった森林が広がる石炭紀には、ほかにもゴキブリやナナフシの祖先と考えられている12センチのプロトファスマという昆虫もでてきたりと、植物も昆虫も何かと巨大でありました。
木の幹を眺めていると、ここにどんな昆虫が止まったのだろうかと、古代へと思考がワープしていくようで不思議です。本標本は古代の風景を想像させてもらえる、心の休憩所みたいな存在になってくれるかもしれません。
まず、家の中に木があること自体あまりないことですが、しかも古代の木、高さ40メートルにも及ぶ木を所有できるのですからちょっと嬉しいです。この模様がお好きなかたには・・・。この木の模様は好き嫌いがはっきりあるようです。お好きな方だけじっくり見てください。
このように飾るか、平置きがいいかと思われます。模様を手でなぞってみると、その凹凸感に生命力を感じます。
商品スペック
商品ID | ot087 |
---|---|
年代 | 古生代石炭紀(3億6700万 -- 2億8900万年前) |
学名 | 珍しい!巨大な古代植物・レピドデンドロンのプレート化石 |
産地 | Wyoming, U.S.A. |
サイズ | 横39cm / 縦 15.5cm / 奥行き 2cm / 1500g |
商品解説 | ウロコ状の表皮で有名な古代植物レピドデンドロンのプレート化石の登場です。 高さが40メートルにも及んだという、レピドレンドロンの木の幹の表面をお楽しみいただけます。 大きさは何と39cm! 木肌が独特な表情で、シックなイメージです。 そこに置いているだけで、絵になるような粋な標本です。 高級ガラスケースをお付けいたします。 |
レピドデンドロンとは?
レピドデンドロン(Lepidodendron)とは?
主に北アメリカ・ヨーロッパで古生代石炭紀(約3億6700万~2億8900万年前)に大発展したシダ植物(ヒカゲノカズラ類)。大きいものでは40メートル以上に成長しました。
CG制作:ジュラ株式会社
樹皮が魚の鱗(うろこ)に似ていたため、「鱗(うろこ)の木」という名前が付きました。
レピドデンドロンは、我々が恩恵をうけている石炭のもととなった植物です。別名を鱗木(りんぼく)と言い、「鱗」は訓読みで「うろこ」と読みます。
何故そんなに巨大に成長したのか?
レピドデンドロンは何と高さが40mにもなる巨大な木だったと考えられています。この木が栄えた頃の地球は、年間を通してあまり気候の変化はなく、一年中熱帯気候であったといわれています。そうすると、森林もたくさん増え、大気の中の酸素濃度も上がりました。現在は21%といわれる酸素濃度が、当時は35%もあったそうです。植物や動物が大きくなる環境が整ったのが、石炭紀でした。
これらの環境が整って、高さ40mにもなる木が存在できたと考えられています。
レピドデンドロンは二股に分かれる木として有名
レピドデンドロンは枝も根も、先端が2またに分かれて成長します。茎の端には胞子穂があり、胞子で繁殖していました。ちなみに、レピドデンドロンは木質の部分がほとんどありません。どちらかといえば、巨大な木というより巨大な草という表現が適切かもしれません。どこまでも不思議な植物ですね!
レピドデンドロンの想像図
CG制作:ジュラ株式会社
葉" >
CG制作:ジュラ株式会社