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プレミアムアイテム、銃弾でも通らない!?特大極太のトリケラトプスの襟飾り(フリル)の化石/【di997】
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両手で支えないと持てません。トリケラトプスの襟飾りの化石です。襟飾りとは、どこかわかりますか?
襟飾りとは、緑で示した部位です。トリケラトプスの頭を敵の攻撃から守る防具の役割を果たしていました。本標本はその本物の化石です。
表面はざらついている部分となめらかな部分が混在しており、明らかに足や腕の骨とは異なります。
ざらついているテクスチュアは、トリケラトプスの角の表面のテクスチュアと酷似しています。上の図でもお示ししたように、角と襟飾りはほぼ一体となっているため、当然といえば当然かもしれませんね。稀にフリルの一部が残った角の化石が存在します。
この標本は、フリルの化石のなかでも、特大と言って良いでしょう。43.8cm×31.5cmという表面積の広さ。加えて・・・
この厚み!なんと厚みだけで8cmもあります。横幅ではありませんよ。厚みです。この写真をよくご覧ください。断面図の中央に芯のような組織があります。これは、フリルの化石の特徴の一つで同定に役立ちます。
両手でがっちり抱えていないと、重さに負けそうです。何と言っても、7kg近い重さがありますから。
角の表面によく似た独特のテクスチュア。
フリルは構造上、ゆるやかなカーブを描いているため場所によって厚みが違います。このフリルがどの位置にあったのか想像するだけでも楽しみがありますね。
この大きさ。
そして圧巻はこの厚み。銃弾でも貫通しないのではないかと思うほどの厚み。ティラノサウルス・レックスであっても、トリケラトプスを攻撃するのはきっと命がけだったことでしょう。
手と比較してみて下さい。成体のかなり厚いセクションのフリルであることは間違いないでしょう。
最強の盾に見えてきませんか?
複数のレイヤーで強度を増した構造になっています。図鑑では分からないリアルがここにあります。
赤いマーカーは10cm間隔。大きいでしょう?
両面ともに同程度。
100円玉との比較。最もなの知れた恐竜の一つ、トリケラトプスの象徴的部位、襟飾りの分厚い化石です。トリケラトプスファンでなくともご注目いただきたいプレミアムアイテムです。
商品スペック
商品ID | di997 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | プレミアムアイテム、銃弾でも通らない!?特大極太のトリケラトプスの襟飾り(フリル)の化石 |
産地 | アメリカ・ヘルクリーク累層 |
サイズ | 43.8cm×31.5cm×厚8cm 6905g |
商品解説 | プレミアムアイテム、銃弾でも通らない!?特大極太のトリケラトプスの襟飾り(フリル)の化石 |
トリケラトプスとは?
名前の由来
「3本の角を持つ顔」という意味。3本の角は鼻先の短い一本と、目の上の大きな2本を指す
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
サイズ
体長約9m、体重約5から8トン。成体はアフリカ象の2倍程度です。四肢で歩く
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
今や恐竜の定義として重要なポジション
皆さん「恐竜の定義」をお答え下さい・・・。と言われてすぐに答えることができますでしょうか。現在の学術的な恐竜の定義は、「鳥とトリケラトプスの直近の共通祖先と、すべての子孫」となっています。詳しくはコチラ。
生態
角竜は、恐竜の中でも最後に進化したグループでほとんどが北米。トリケラトプスは、恐竜絶滅前の白亜紀後期(6700-6500万年前)に生きていました。カナダで大量の化石が見つかったこと(おそらく急流の川を渡ろうとして全員溺れ死んだ)で群れをなしていたとされています。
ティラノサウルスからびくびく逃げ惑っていたのか!?
ティラノサウルスなどの巨大肉食獣が現れたら草食恐竜は逃げ惑うばかりですが、トリケラトプスはその巨大な角・強靭な足腰・大きなエリカザリで勇敢に立ち向かっていたのかもしれません。我が子が狙われたときなどは命をかけて獰猛な突進攻撃をしかけ、見事にティラノサウルスの下腹を串刺しにしていたかもしれません。
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
クチバシ
トリケラトプスの口ばしは堅い植物を毎日食べるため磨り減っていきますが、爪のように成長を続けます。
歯
上下のアゴにびっしり一列に生えています。肉食ほどの鋭さはありませんが、肉よりもはるかに堅い中生代の植物をバリバリ食べるために、異常に堅くて太いです。上下の歯ではさみのようにすり切ってむさぼっていました。
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
以下は現代のトリケラトプス!?です
まずはジャクソンカメレオン。トリケラにあこがれて進化したのか、3本の角の位置がそっくりです。
続いてサイ
トリケラトプスも雄同士で縄張りや雌の争いが激しかったようで、エリカザリに角が突き刺さったあとがある化石も見つかっています。