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希少!竜脚形類恐竜レッバキサウルスの希少な歯化石。コレクション品としての価値高し!/【di993】
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こちらは、ある恐竜の歯化石です。どんな恐竜か分かりますか?
先端には鋭いカット面が・・・。こちらは、最大で体長20メートルまで成長した、巨大な竜脚形類恐竜のレッバキサウルスの歯化石です。竜脚形類とは、アパトサウルスやブラキオサウルス等に代表される、四足で歩く巨大な恐竜のグループです。
こちらの標本は、その竜脚形類のなかの一属であるレッバキサウルスの、パーフェクトな保存状態の歯化石です。
長さは46ミリ。
巨大な体躯には似つかわしくない小さな頭部にある口には、このような歯化石がたくさん並んでいました。背の高い木の枝や葉をカットして食べるように最適化された歯です。
先端から根本までほぼ完璧な保存状態。珍しい竜脚形類の上等な歯化石です。
この摩耗によってできたと思われるカット面がこの歯化石をコレクションとして完璧なものにしています。同じ草食恐竜のトリケラトプスの歯化石にもこのようなカット面が見られます。硬い植物を擦り切って細分化するのに役立ったのでしょう。
レッバキサウルスには面白いエピソードがあります。本標本は北アフリカのモロッコ産ですが、実は南米でも、レッバキサウルスの化石が採集されます。これは、レッバキサウルスが棲息していた白亜紀初期には、アフリカと南米は陸地でつながっていたことを意味しています。学術的にも価値の高い恐竜の一つですね。
さて、コレクションとして見たとき、まずご注目いただきたいのはその希少性。竜脚形類は現世の動物でいえば像のような存在。食物連鎖の頂点に君臨していたことでしょう。いかに強大な攻撃力を有する獣脚類恐竜であっても、圧倒的な体格差のある竜脚形類恐竜にはよっぽどのことがなければ手を出さなかったに違いありません。現世のライオンがゾウに手を出さないように・・・。つまり、その頭数は非常に少なかったと考えられます。
まして、このように素晴らしい保存状態の化石となれば、コレクション品としての価値は高まるばかり。
実際に、弊社でもご紹介できる機会はとても少ないのです。
100円玉との比較。立派なサイズを誇る高品位標本です。摩耗したカット面も残されており、サイズも大きく、全体の保存状態も上々。希少性も上述の通り。恐竜の歯化石コレクターならば、一つは手に入れておきたいアイテムです。
商品スペック
商品ID | di993 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 希少!竜脚形類恐竜レッバキサウルスの希少な歯化石。コレクション品としての価値高し! |
産地 | Morocco |
サイズ | 4.6cm(本体最長部) |
商品解説 | 希少!竜脚形類恐竜レッバキサウルスの希少な歯化石。コレクション品としての価値高し! |
レッバキサウルスとは?
背中に帆を持っていたカミナリ竜
レッバキサウルスは巨大ながっしりとした四肢とムチのようなしなる尾が特徴のりゅう竜脚類(カミナリ竜)です。他のカミナリ竜と違い、背骨のうねりが非常に大きく、背中に帆を持っていたと推測されています。
画像「レッバキサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
気温の高い白亜紀の体温調節の役目?
レッバキサウルスの生きた白亜紀前期(おおよそ1億年前)は大変気温が高く、巨大な恐竜にとっては体温調節に忙しい時代だったに違いありません。この帆は、大きく広げることで、体内の熱を奪わせ、体温を下げる効果があったといわれています。
レッバキサウルスは体長20mという巨大ですから、体温調節機能は必須だったに違いありません。
帆を持つ恐竜は他にも多く、世界最大の肉食恐竜の一つであるスピノサウルスなども帆を持っていたことでよく知られています。
また、レッバキサウルスの仲間の化石が南米と南アフリカで見つかっている為、当時のアフリカと南アメリカが陸続きであったことが分かっています。