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謎多き希少恐竜アベリサウルス科の上質歯化石/【di991】
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こちらは、アベリサウルス科の恐竜の歯化石です。アベリサウルスの化石は数が少なく希少です。状態の良い厳選標本です。
特にセレーションの保存状態は特筆すべきものがあります。
特にインナーセレーションは非常に良い状態。アベリサウルスは謎の多い恐竜でもあります。
最初に発見されたのは、南米パタゴニアでした。頭部のみが発見されたのみで、体部については推測となっています。それによれば、体長は7メートル強、体重は3トン程度。かなり大きな獣脚類恐竜であったようです。
鋭い先端。ナチュラルで、しかも全体が保存されています。アベリサウルスは、南米パタゴニアの他、アフリカ大陸でも発見されています。この標本もモロッコ産です。当時、アフリカ大陸と南米が陸地で繋がっていた一つの証左ということができるでしょう。アフリカ大陸のカルカロドントサウルスと南米大陸のギガノトサウルスが近縁であったように、何らかのつながりが合ったことは間違いないでしょう。
ノコギリの歯のようなセレーション。
アベリサウルスは、白亜紀カンパニアン(8360万年前から7210万年前)に棲息していたことが分かっています。数千万年前のアフリカ大陸にはより大型肉食恐竜のスピノサウルスやカルカロドントサウルスがおり、その後に、現れたことになります。かなり大型のため、当時の食物連鎖の頂点に立っていた可能性が高いでしょう。
このセレーションの保存状態は必見ですよ。
ややカルサイト化したルート部分。
ロングカーブ計測で27ミリ。
獣脚類恐竜らしい血生臭い味わいがあります。
100円玉との比較。希少恐竜の一つアベリサウルス科の恐竜の上質歯化石です。たまにしかご紹介できません。歯化石コレクターの皆様、この機会にお求め下さい。
商品スペック
商品ID | di991 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 謎多き希少恐竜アベリサウルス科の上質歯化石 |
産地 | Kem Kem basin, Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測2.7cm |
商品解説 | 謎多き希少恐竜アベリサウルス科の上質歯化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
趣味でナイフを造っています。画像にあるナイフは隕石を混ぜ混んだ鋼材でできており、これの柄の意匠に使おうと思います。
長崎県/男性
アベリサウルス科の恐竜とは?
アベリサウルス科の恐竜
アベリサウルスのグループは獣脚類の中のケラトサウルス下目に分類されます(獣脚類とはティラノサウルスやスピノサウルスと同じ二足歩行の肉食恐竜のグループを指します)。アベリサウルスのグループは、ジュラ紀から白亜紀にかけて世界中で生息していたと考えられています。最も有名なアベリサウルス科の恐竜といえば、マダガスカルに生息していたマジュンガサウルスでしょう。
前腕が極端に短いことで知られており、上腕の1/4ほどしかなかったと考えられています。
また、頭部が他の獣脚類と比較すると、高くそして短いことで知られています。口先から首にかけて押して短くしたような形をしています。