- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- 恐竜の化石販売
- その他の獣脚類の化石
- グラレーター(足跡)の化石販売
- 3本指が明瞭に残された恐竜(獣脚類)グラレーターの足跡化石(Grallator track)
3本指が明瞭に残された恐竜(獣脚類)グラレーターの足跡化石(Grallator track)/【di983】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
小型の獣脚類恐竜の足跡の化石です。獣脚類恐竜の後肢には4本の指がありますが、そのうち1本は側面に着いており、地面に接地することはありません。したがって、このような3本指の足跡が残ります。
やや黒く着色されているのは、足跡の輪郭を明確にするためです。グラーレーターの足跡化石の輪郭を明確にするための処理は、30年の伝統があり、コレクターが輪郭を知る手助けになります。輪郭無しの標本は、有りの標本よりも一般に安値で取引されます。
本体部分はおよそ14cmとグラレーターの足跡化石としては一般的な大きさです。グラレーターとは、恐竜の属種(ぞくしゅ)を指し示すものではありません。足跡の形やサイズから分類された恐竜であり、いわゆる二名法の分類方法とは関係がありません。足跡などの本体とは直接の関係がない、いわば生きた証となる化石を生痕化石(せいこんかせき)と言いますが、生痕化石に特有の分類方法が存在します。グラレーターとは、その分類結果の一つになります。
中央が盛り上がっています。足跡化石には、凹んでいるものと、本標本のように膨らんでいるものの2種があります。恐竜が踏んだ側の地面が化石となった場合には前者となり、その上に土砂等が堆積して、そちら側が化石となった場合には後者となります。
岩質はきめ細かい頁岩です。粘土質の地面を踏んだ地面に同じく粘土質の堆積物が覆いかぶさったと推察されます。硬い岩盤では、足跡が残ることがないのは、容易に想像できます。
大きな段差があります。
こちらにも大きな段差が。
はっきりと分かる3本指の足跡。
1kg近い重さがあり幅もありますが、スタンド置きで安定します。
鳥の足の形に似ていると思った人は鋭い。獣脚類恐竜は現世の鳥の祖先にあたる生物です。
100円玉との比較。
商品スペック
商品ID | di983 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 3本指が明瞭に残された恐竜(獣脚類)グラレーターの足跡化石(Grallator track) |
産地 | Portland formation, Connecticut, U.S.A |
サイズ | 14cm(本体最長部) / 母岩含め全体 24.2㎝×13cm×厚4cm 975g |
商品解説 | 3本指が明瞭に残された恐竜(獣脚類)グラレーターの足跡化石(Grallator track) |
小型恐竜グラレーター(Grallator)とは?
小型恐竜グラレーター(Grallator)とは?
グラレーターという恐竜は、小から中サイズの2足歩行する肉食の竜盤目獣脚類のことをさしています。彼らの足跡は三畳紀後期から白亜紀前期に見つかっています。彼らの種はアメリカ、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパ、中国などで発見されていますが、最も有名なのは、北アメリカの東海岸のものです。足跡はこれまでみつかっていますが、定義づけられるほどの骨格化石が十分みつかっていないことから、さらなる解明が待たれる期待の恐竜です。グラデーターの特徴は3本指であるということで、大きさは約5~15㎝のものが主流です。
グラレーターはどんな形をしている?
これまでのところ、体格は90cm~2m未満と推定されています。
研究者によると、グラレーターは米国の東部に生息していた恐竜の中では最古で、「俊足なトカゲ」が名前の由来の、ポドケサウルスとよく似ていると考えられています。ポドケサウルスの体の構造はコエロフィシスのそれとよく似ているといわれています。コエロフィシスの体はほっそりとしていて、後肢と尻尾、そして首が長かったので、グラデーターもそれに近いシルエットと推察されます。
グラレーターは、コエロフィシス属に属すとされています。
グラレーターは足の速い恐竜
グラレーターは、見つかっている足跡の歩幅から計算して、およそ時速32㎞/時で走ったといわれいます。
ストライドからして、コネチカット渓谷に住む小型恐竜の中で最も速く移動する恐竜だったのではないかと考えられています。
名前の由来
グラレーターの名前は、アメリカの有名な地質学者エドワードヒッチコック(Edward Hitchcock)によって名づけられました。グラレーターという名前の"Grallae″の部分は、鳥類のなかでも渉禽類(しょうきんるい)というグループに分類される、コウノトリやサギといった足のながい鳥のグループの古代の名前に関連しています。