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ロングカーブ計測7.6cm!いかにも典型的なカルカロドントサウルスの歯化石/【di981】
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赤茶色に染まった、カルカロドントサウルスの歯化石です。幅広で、ナイフのようなフォルムは、カルカロドントサウルスの歯の典型です。
この歯化石のクオリティは写真をご覧いただければ一目瞭然かと思いますが、特に強調したいのは、エナメル質の保存状態。エナメル質のパターンが残っていること、歯の伸長方向に対して垂直に入る波打つ凹凸も残されています。
そして、刃先もオリジナルのまま残されています。セレーションも保存されています。
ロングカーブ計測で7.6cmという立派な歯化石です。食物連鎖の頂上付近にいたと思われる恐竜の歯化石です。
しっかりと残されたエナメル質のパターン。肉眼でも見ても興味深いのですが、ぜひルーペで御覧ください。そこには、肉眼で見るとは、また違う世界が広がっています。
ステーキナイフをやや幅広にしたようなフォルムです。このするどい刃先とセレーションで獲物に噛み付かれれば大量に出血したことでしょう。同時代、同地域にはサルコスクスなどの大型ワニが棲息していましたが、その歯の形は明らかに異なります。
非常に良形です。いかにもカルカロドントサウルスの歯の典型です。
反対面も同程度の保存状態。上質です。
カルカロドントサウルスの歯化石は一般に薄いとされています。写真の左右の稜線が尖っているのがお分かりでしょうか。ナイフのようなセレーションが獲物を出血死に追い込んだことでしょう。薄いといっても、もともと大きな歯化石ですので、周長で8cmほど。これはロングカーブの長さを上回るサイズです。
ロングカーブ計測で7.6cmと立派なサイズがあります。手のひらに載せると、その迫力が引き立ちます。
セレーション(ぎざぎざ)のアップ。ナチュラルなセレーションの根本にはエナメル質に皺皺の模様が残ります。
アウターカーブのミドルセクション。鋭いセレーションが残っています。
アウターセレーションのアップ。粒状の形にご注目ください。
こちらはインナーカーブのセレーション。非常にナチュラルです。ぜひルーペでご覧ください。
100円玉との比較で引き立つ大きさ。状態良し、サイズよし。現在、値上がりが続くカルカロドントサウルスの良質の歯化石です。
商品スペック
商品ID | di981 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ロングカーブ計測7.6cm!いかにも典型的なカルカロドントサウルスの歯化石 |
産地 | Kem Kem basin, Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測7.6cm、周長8cm |
商品解説 | ロングカーブ計測7.6cm!いかにも典型的なカルカロドントサウルスの歯化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
今回購入したこの化石は、僕のコレクションでは初めての恐竜化石、もっと広く言えば初めての脊椎動物のかせきです。届いた化石は、写真で見るよりも綺麗で、持つと想像以上に重かったです。これから大切にしていきたいとおもいます。
石川県/男性
カルカロドントサウルスとは?
ティラノの地位をおびやかす最強説
カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。
事実、発見された頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリカンカルカロドントとでも呼ばれていたのでしょうか。
科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。
名前の由来
まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
歯の特徴
カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたとされる。日本刀の切れ味ごとく肉を切り落とし、優雅にハントしていたのかもしれません。
前肢(まえあし)
T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な前肢が有名ですが、カルカロドントサウルスの前肢は、それとは異なり、かなり頑丈であったとされる。前肢を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたことでしょう。くわばらくわばら。