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カルカロドントサウルス歯化石/【di980】
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ロングカーブ計測6.6cmの、この立派な歯化石は、アフリカのティラノサウルス・レックスの異名を取る、カルカロドントサウルスの歯化石です。
中央にクラックが入る、ナチュラルな品です。
ロングカーブ計測で6.6cmともなると、手のひらに載せた時の、”貫禄”が違います。ずっしり。
産状そのまま、という感じのナチュラルな味わい。
カルカロドントサウルスの歯化石にしては、かなりの厚み。ポイントトゥース(犬歯の位置の歯化石)の可能性があります。
ポイントトゥースは、噛み付いた時に獲物が暴れても外れないようにする、いわば、”杭打ち”の役目を果たします。
ゆえに、他の歯よりも根本がしっかりしていて、比較的長い傾向にあります。
カルカロドントサウルスの歯化石は、比較的薄いナイフっぽい形状をしていますが、一部、こういった太い歯化石も存在します。
まだ未開拓の研究分野の多いアフリカ産の化石ならば、未知の恐竜の歯の可能性もある、と言われることも・・・。
ちなみに犬歯というのは特定の位置の歯のことで、犬の歯を指しているわけではありませんので、ご注意を。猫にも、はたまた、我々人間にも犬歯は存在します。
100円玉と比較するとはっきりと分かる、立派なサイズ。アフリカのティーレックスの異名は伊達ではありません。
商品スペック
商品ID | di980 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | カルカロドントサウルス歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測6.6cm |
商品解説 |
この商品を購入されたお客様のお声
この度は迅速な対応ありがとうございます!息子の11歳の誕生日にカルカロドントサウルスの歯をプレゼント出来ました!大きくてずっしりと貫禄のある素敵な歯を見てとても喜んで大切にコレクションケースにしまっていました。また利用させていただきたいです。
京都府/女性
カルカロドントサウルスとは?
ティラノの地位をおびやかす最強説
カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。
事実、発見された頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリカンカルカロドントとでも呼ばれていたのでしょうか。
科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。
名前の由来
まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
歯の特徴
カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたとされる。日本刀の切れ味ごとく肉を切り落とし、優雅にハントしていたのかもしれません。
前肢(まえあし)
T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な前肢が有名ですが、カルカロドントサウルスの前肢は、それとは異なり、かなり頑丈であったとされる。前肢を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたことでしょう。くわばらくわばら。