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インナーセレーションがしっかり保存!アフリカンT-rexこと、カルカロドントサウルスの歯根付き歯化石(Carcharodontosaurus)/【di928】
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インナーセレーションのギザギザが保存!白亜紀の肉食恐竜、カルカロドントサウルスの歯化石が登場です。
肉眼でみてもはっきりとわかる、このギザギザ部分をセレーションといいます。手で触ると確かに鋭い感触が感じられる、カルク歯のセレーションが保存されている歯化石です。しかも、こちらの標本は歯根付きです。
こちら、写真の右側、茶色い部分は歯冠(しかん)と言って、実際歯として見えていた部分です。白い左側の部分は歯根(しこん)と言って、歯の奥に埋まっていた部分となります。
歯根付きの歯化石は珍しく、貴重なものとなります。
ロングカーブ計測で全体が8.2センチ、うち歯冠部が3センチあります。
歯冠部分だけで見ると3センチで巨大歯とは言えませんが、インナーセレーションの状態がすこぶる良いのと、全体の長さが8センチオーバーで全景が見られる点において大変意義深い標本と言えます。
歯冠に対し、歯根部がいかに長かったかがわかります。
エナメルパターンも保存されています。
あのT-rexを凌ぐ強さを持つとも騒がれており、「アフリカンT-res」の異名をもつカルカロドントサウルス。最大個体では14メートルもの長さがあったと推測されています。白亜紀の北アフリカ大陸を駆け巡っていた、カルカロドントサウルスの確かな証拠化石です。
商品スペック
商品ID | di928 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | インナーセレーションがしっかり保存!アフリカンT-rexこと、カルカロドントサウルスの歯根付き歯化石(Carcharodontosaurus) |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測8.2cm 歯冠部分3cm |
商品解説 | インナーセレーションがしっかり保存!アフリカンT-rexこと、カルカロドントサウルスの歯根付き歯化石(Carcharodontosaurus) |
この商品を購入されたお客様のお声
初の肉食恐竜歯化石の購入です。これだけきれいな化石が手の届く金額で販売されていたのに感謝です。歯茎までハッキリと残っていますので、肉食恐竜の歯がしっかりと固定されていたんだなと確認できました。ありがとうございました。
大阪府/男性
カルカロドントサウルスとは?
ティラノの地位をおびやかす最強説
カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。
事実、発見された頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリカンカルカロドントとでも呼ばれていたのでしょうか。
科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。
名前の由来
まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
歯の特徴
カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたとされる。日本刀の切れ味ごとく肉を切り落とし、優雅にハントしていたのかもしれません。
前肢(まえあし)
T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な前肢が有名ですが、カルカロドントサウルスの前肢は、それとは異なり、かなり頑丈であったとされる。前肢を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたことでしょう。くわばらくわばら。