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ダブルルートを有する、コレクショングレードのトリケラトプスの歯化石/【di903】
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トリケラトプスの歯化石です。歯冠と2本の歯根が伸びた上質品です。
歯冠と歯根の境界もくっきり保存されています。
色の薄い歯根は、歯茎の中に埋まっており、色の濃い歯冠は露出していました。
最大部2.4cm。なかなか立派なサイズです。
2本のルートが保存されています。「ダブルルート」と呼ばれます。人間の歯も2つのルートが存在していますが、トリケラトプスも同様です。一方、ティラノサウルス等の動物食恐竜の歯化石はルートが1本しか存在しません。
くっきり分かれた2本のルート部。
トリケラトプスは植物食恐竜です。それがこの歯化石に表れています。つまり、歯と歯を擦り合わせて、植物をすり潰した上で飲み込んでいたと考えられています。この平らな面は、その磨耗面だと考えられます。トリケラトプスの歯化石にはよく見られる特徴の一つです。
こちらは摩耗面の反対側の部分です。表面の微細な凹凸がほとんど完全な状態で保存されています。
この角度から見ると、冠が左右対称の構造をしていることが分かります。
100円玉とほぼ同サイズ。非常に状態の良いトリケラトプスの「ダブルルート」歯化石です。
ワンランク上の高品位コレクションです。
商品スペック
商品ID | di903 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ダブルルートを有する、コレクショングレードのトリケラトプスの歯化石 |
産地 | アメリカ・ヘルクリーク累層 |
サイズ | 2.4cm×1.4cm |
商品解説 | ダブルルートを有する、コレクショングレードのトリケラトプスの歯化石 |
トリケラトプスとは?
名前の由来
「3本の角を持つ顔」という意味。3本の角は鼻先の短い一本と、目の上の大きな2本を指す
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
サイズ
体長約9m、体重約5から8トン。成体はアフリカ象の2倍程度です。四肢で歩く
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
今や恐竜の定義として重要なポジション
皆さん「恐竜の定義」をお答え下さい・・・。と言われてすぐに答えることができますでしょうか。現在の学術的な恐竜の定義は、「鳥とトリケラトプスの直近の共通祖先と、すべての子孫」となっています。詳しくはコチラ。
生態
角竜は、恐竜の中でも最後に進化したグループでほとんどが北米。トリケラトプスは、恐竜絶滅前の白亜紀後期(6700-6500万年前)に生きていました。カナダで大量の化石が見つかったこと(おそらく急流の川を渡ろうとして全員溺れ死んだ)で群れをなしていたとされています。
ティラノサウルスからびくびく逃げ惑っていたのか!?
ティラノサウルスなどの巨大肉食獣が現れたら草食恐竜は逃げ惑うばかりですが、トリケラトプスはその巨大な角・強靭な足腰・大きなエリカザリで勇敢に立ち向かっていたのかもしれません。我が子が狙われたときなどは命をかけて獰猛な突進攻撃をしかけ、見事にティラノサウルスの下腹を串刺しにしていたかもしれません。
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
クチバシ
トリケラトプスの口ばしは堅い植物を毎日食べるため磨り減っていきますが、爪のように成長を続けます。
歯
上下のアゴにびっしり一列に生えています。肉食ほどの鋭さはありませんが、肉よりもはるかに堅い中生代の植物をバリバリ食べるために、異常に堅くて太いです。上下の歯ではさみのようにすり切ってむさぼっていました。
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
以下は現代のトリケラトプス!?です
まずはジャクソンカメレオン。トリケラにあこがれて進化したのか、3本の角の位置がそっくりです。
続いてサイ
トリケラトプスも雄同士で縄張りや雌の争いが激しかったようで、エリカザリに角が突き刺さったあとがある化石も見つかっています。