- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- トリケラトプスの化石販売
- 保存状態に注目!本来の形を存分に楽しめる、希少なトリケラトプスの歯化石(Triceratops horridus)
保存状態に注目!本来の形を存分に楽しめる、希少なトリケラトプスの歯化石(Triceratops horridus)/【di899】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
トリケラトプスの歯化石をご紹介しましょう。稀に見る上等な標本です。歯冠部と2本のしっかりとした歯根部が明瞭に分かれ、かつしっかりと残っています。
歯冠部の部分。本来の形状を欠けることなく、ほぼ完全な形で残しています。トリケラトプスは植物食恐竜として知られています。このような独特の形状の歯化石を無数に持ち、白亜紀の硬い植物をすり潰して食べていました。植物食恐竜はその巨体を支えるため、毎日膨大な植物を食べる必要があります。肉食恐竜の歯とは明らかに異なる形をしています。
色が黒い部分が歯冠(歯茎より上の部分)で、色が薄く茶色のほうが、歯根(歯茎のなかに埋まって、いわば根を張っている部分)です。
一般的なトリケラトプスの歯化石は、歯冠がすり減ってしまっていますが、本標本はご覧のようにほぼ全形を保っています。希少です。
最大部2.8cmの立派な歯化石です。肉食恐竜のような鋭さはありますが、立体的厚く、割れにくい構造を持っています。
写真左側の薄茶色の部分が歯茎のなかにしっかり埋まり、歯全体の強度を保っていました。
歯根が2つに分かれているのがお分かりでしょうか。これはダブルルートと表現することがあります。片方が擦れたり、折れてなくなっているものが多い中、ダブルルートをしっかりと観察することができます。
歯冠は実に複雑な構造を指定ます。見る角度によって構造が異なるように見えます。表面も一様ではなく、ゴツゴツとした凹凸を持ち、鋭い箇所と波を打つ箇所が複雑に入り組んでいます。
こちらにご注目ください。この面はトリケラトプスの歯化石によく見られます。植物をすりつぶす際に、歯と歯を斜めに合わせて植物を擦り潰すように動かしていたと考えられていますが、まさにその摩耗で平面になったと推察されます。
ひとつ前の写真の摩耗面はこの写真の裏側にあります。
100円玉との比較。直線計測で2.8cmありますので、直径約2.2cmの100円玉と比較すると、一回り大きいサイズです。
形の良い歯冠と2つの立体的な突起を残した歯根を持った希少なトリケラトプスの歯化石です。歯冠には生々しい摩耗面があり、複雑な表面の凹凸パターンを観察することができます。コレクションとして末永く大切にしていただきたいハイグレードな逸品です。
商品スペック
商品ID | di899 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 保存状態に注目!本来の形を存分に楽しめる、希少なトリケラトプスの歯化石(Triceratops horridus) |
産地 | アメリカ・ヘルクリーク累層 |
サイズ | 2.8cm×1.8cm |
商品解説 | 保存状態に注目!本来の形を存分に楽しめる、希少なトリケラトプスの歯化石(Triceratops horridus) |
トリケラトプスとは?
名前の由来
「3本の角を持つ顔」という意味。3本の角は鼻先の短い一本と、目の上の大きな2本を指す
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
サイズ
体長約9m、体重約5から8トン。成体はアフリカ象の2倍程度です。四肢で歩く
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
今や恐竜の定義として重要なポジション
皆さん「恐竜の定義」をお答え下さい・・・。と言われてすぐに答えることができますでしょうか。現在の学術的な恐竜の定義は、「鳥とトリケラトプスの直近の共通祖先と、すべての子孫」となっています。詳しくはコチラ。
生態
角竜は、恐竜の中でも最後に進化したグループでほとんどが北米。トリケラトプスは、恐竜絶滅前の白亜紀後期(6700-6500万年前)に生きていました。カナダで大量の化石が見つかったこと(おそらく急流の川を渡ろうとして全員溺れ死んだ)で群れをなしていたとされています。
ティラノサウルスからびくびく逃げ惑っていたのか!?
ティラノサウルスなどの巨大肉食獣が現れたら草食恐竜は逃げ惑うばかりですが、トリケラトプスはその巨大な角・強靭な足腰・大きなエリカザリで勇敢に立ち向かっていたのかもしれません。我が子が狙われたときなどは命をかけて獰猛な突進攻撃をしかけ、見事にティラノサウルスの下腹を串刺しにしていたかもしれません。
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
クチバシ
トリケラトプスの口ばしは堅い植物を毎日食べるため磨り減っていきますが、爪のように成長を続けます。
歯
上下のアゴにびっしり一列に生えています。肉食ほどの鋭さはありませんが、肉よりもはるかに堅い中生代の植物をバリバリ食べるために、異常に堅くて太いです。上下の歯ではさみのようにすり切ってむさぼっていました。
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
以下は現代のトリケラトプス!?です
まずはジャクソンカメレオン。トリケラにあこがれて進化したのか、3本の角の位置がそっくりです。
続いてサイ
トリケラトプスも雄同士で縄張りや雌の争いが激しかったようで、エリカザリに角が突き刺さったあとがある化石も見つかっています。