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デカさと上品さを兼ね備える気象な肉食恐竜スピノサウルスの巨大歯(ロングカーブ計測12センチ!)/【di898】
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ロングカーブ計測12cmの立派なスピノサウルスの歯化石です。縦のラインも残り、見事な標本です。
ロングカーブ計測で12cmと非常に長いのですが、巨大というより、流麗な印象です。保存状態の良さや、伸びやかな形がそのような印象を与えるのでしょう。
わずかに自然なカーブを描きます。スピノサウルスの歯化石は直線的な形をしていますが、じつは僅かにカーブしています。
反対面、一部エナメル質が剥がれていますが、その形の美しさは健在。
やや楕円形です。もちろんロングカーブ12cmの長さに相応の太さを兼ね備えています。
これほどの巨大歯でこのエナメル質の保存状態の良さ。
ルートもしっかり残されています。
それにしても形が良い。
直線計測でもほぼ11.5cm程度あります。長い!
こんな鋭い歯が無数に並んでいたスピノサウルス。さすがは白亜紀の北アフリカの食物連鎖の頂点に君臨していただけのことはある。
ついつい指で撫でたくなる凹凸です。
ルートも品があります。
やや薄めの色から、濃い茶色へと美しいグラデーションを描いています。
この剥げによって、エナメル質が、歯の歯冠部の表面に薄く乗っていることがよくわかります。エナメル質が剥がれやすいことがよくわかりますね。
100円玉との比較。ロングカーブ計測12cmにして、この上品さ。まれに見る大きな歯化石でありながら、美麗さを兼ね備えています。
商品スペック
商品ID | di898 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | デカさと上品さを兼ね備える気象な肉食恐竜スピノサウルスの巨大歯(ロングカーブ計測12センチ!) |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測12cm |
商品解説 | デカさと上品さを兼ね備える気象な肉食恐竜スピノサウルスの巨大歯(ロングカーブ計測12センチ!) |
この商品を購入されたお客様のお声
先日、スピノサウルスのトゥースを購入しました。12センチの大きさで、実際に届いたら迫力もあり、気に入り、コレクションとして大切にしたいです!
神奈川県/女性
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org