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茶色の歯冠に美しい光沢。厚みがあり、ジェムのような輝きを放つカルカロドントサウルス歯化石/【di893】
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非常に高品位のカルカロドントサウルスの歯化石をご紹介します。御覧ください、シックなブラウン。
実に深みのあるブラウンです。ロングカーブ計測で7.6cm。大型歯です。
素晴らしいカーブ。
この歯化石のもう一つの特徴は、カルカロドンサウルスの歯化石らしからぬ厚みです。横から撮影しても厚みが感じられます。一般的にカルカロドンサウルスの歯化石は薄く幅広いのですが、本標本は、同種としては相当厚みがあります。おそらく、犬歯の部分に位置するポイントツースではないかと推察されます。ロングカーブ7.6cmと大きいのですが、それを上回る周長(8.4cm)を誇ります。
反対面も同程度の素晴らしい保存状態。
インナーカーブの根本のセレーションの拡大。見事です。
大きい歯化石に見られる横方向のシワ。
肉眼で見るとこのような感じ。カルカロドンサウルスで、このレベルの保存状態の標本は非常に希少です。美しく交代を放ちます。
美しいカーブに沿って光沢が走ります。
迫力もさることながら、保存状態の素晴らしさには、目を奪われることでしょう。
繰り返しになりますが、カルカロドントサウルスの歯化石で、ここまで保存状態が優れているものは非常に希少です。
隆々と厚みを帯びているルート部分。
先端も欠けていません。
カルカロドンサウルスらしからぬ分厚いルート。
ぷっくりと丸みを帯びています。
このくらい厚みがあると、ティラノサウルス科の恐竜の歯化石に似てきます。
ジェムのような美しさです。
迫力のある「ごつい」ルート部です。
100円玉との比較。ロングカーブ計測7.6cmと大きく、それを上回る周長がある立派な歯化石です。シックなブラウン色が見事で、光沢を帯びています。コレクターズアイテムというべき、一級のカルカロドントサウルスの歯化石です。
商品スペック
商品ID | di893 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 茶色の歯冠に美しい光沢。厚みがあり、ジェムのような輝きを放つカルカロドントサウルス歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測7.6cm 周長8.4cm |
商品解説 | 茶色の歯冠に美しい光沢。厚みがあり、ジェムのような輝きを放つカルカロドントサウルス歯化石 専用の保存ケースをお付けします。 |
カルカロドントサウルスとは?
ティラノの地位をおびやかす最強説
カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。
事実、発見された頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリカンカルカロドントとでも呼ばれていたのでしょうか。
科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。
名前の由来
まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
歯の特徴
カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたとされる。日本刀の切れ味ごとく肉を切り落とし、優雅にハントしていたのかもしれません。
前肢(まえあし)
T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な前肢が有名ですが、カルカロドントサウルスの前肢は、それとは異なり、かなり頑丈であったとされる。前肢を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたことでしょう。くわばらくわばら。