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北アフリカ大陸に繁栄した白亜紀肉食恐竜スピノサウルスの歯化石(Spinosaurus)/【di855】
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表面のエナメルが非常によく保存されたスピノサウルスの歯化石です。ロングカーブ計測で6.1センチあります。
北アフリカ大陸、モロッコ産白亜紀の標本です。
すーっと伸びやかなタイプのスピノサウルスの歯化石。太さも十分です。
この特徴的なフォルム。なんともユニークな頭部と背中の帆の持ち主、スピノサウルスは恐竜ファンはもちろん、あまり馴染みのない方でさえ知っている有名恐竜です。
頭部はワニのように細長いのです。ずらーっとならんだ鋭い突き刺し歯は、スピノサウルスの特徴の一つです。
こちらがスピノサウルスの顎に収まっていた円錐形の突き刺し歯です。とても美しいのですが、一部荒々しく、生々しい箇所がありますのでご注目ください。
とても良好な状態ですね。いい形しています。
荒々しい箇所発見。カルサイト化sた中身がむき出しに。こういった荒々しさも化石鑑賞の醍醐味です。
一方こちら側は表面の筋模様が見てとれます。
抜群のエナメル質の保存具合。
先端部。この歯は一体どんな獲物を捉えてきたのでしょうか。スピノサウルスは主に魚食性だったと考えられているは、この歯の形から推測されます。現生のワニに形がよく似ているのですが、円錐形で、ぬめりのある魚類などを捉えるのに優れた形の歯です。
方解石化しているため近くで見ると一部キラっと反射する部分があります。
ルート部。丸いです。
スピノサウルスの歯の特徴がよく出ている本標本、コレクションするのに申し分ない標本となることでしょう。ちょうどよいサイズの展示ケースをお付けします。
商品スペック
商品ID | di855 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 北アフリカ大陸に繁栄した白亜紀肉食恐竜スピノサウルスの歯化石(Spinosaurus) |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測6.1cm |
商品解説 | 北アフリカ大陸に繁栄した白亜紀肉食恐竜スピノサウルスの歯化石(Spinosaurus) |
この商品を購入されたお客様のお声
無事に届きました。写真で見たままの素晴らしい化石でとても満足しています。また気に入った化石があれば注文したいと思います!おまけも小さいけど、しっかりした化石でとても良かったです!
福島県/男性
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org