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広範囲にわたってエナメル質が保存されたスピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石/【di838】
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美品!スピノサウルスの歯化石です。表面のエナメル質を広範囲に残しています。
根本を撮影。スピノサウルスの歯化石はエナメル質の内側は白に近い肌色をしています(産地にも依ります)。
ロングカーブ計測で57mm。
スピノサウルスの歯化石の特徴はまっすぐ伸びた形にあります。スピノサウルスは海辺に棲み、餌は主に魚だったと推察されています。ワニのような長い吻部を持ち、鋭い歯を何本も生やしていました。体躯の大きさは、あのティラノサウルス・レックスを凌ぐとされ、史上最大の肉食恐竜として知られています。
比較的豊富に採集されることから、知名度に反して、リーズナブルな価格で入手しやすい特徴もあります。ファーストレコクションや、お子様へのプレゼントとして大変人気の高い化石です。
恐竜の歯も人間の歯と同様、表面は中心部の象牙質を覆う形でエナメル質が存在していました。保存状態の良い化石では、このエナメル質が残っており、光沢を放ちます。本標本も、広範囲にエナメル質が残っており、なめらかな光沢を放ちます。
100円玉との比較です。
商品スペック
商品ID | di838 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 広範囲にわたってエナメル質が保存されたスピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測5.7cm |
商品解説 | 広範囲にわたってエナメル質が保存されたスピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
スピノサウルスが大好きな小学3年生の甥っ子にプレゼントしました。アンモナイトの小さな化石もついておりとても笑顔で喜んでおります。化石はあまりいじると劣化しちゃうよと伝えると寂しそうな顔をしていたので触れるのも大事かと思い、触っちゃえと言うとほっぺにムニュッと当てとても嬉しそうです。大きさにも満足しているようで「デカいーーー!!」と口に当ててはしゃいでおりました。また手頃な化石があれば是非購入させて頂きたく思います。
東京都/女性
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org