レア恐竜の代表格！明らかな、あの特徴を備えたアウブリソドン (Aublysodon) ティラノサウルス科 販売

久々にご紹介します！あのレア恐竜の歯化石です。恐竜の名前を想像しながら見ていきましょう！！

このイビツな形を見ただけで、「あれ、もしかしてティラノサウルス科の歯化石かな？」と思った人は、さすがです。

明らかに平らな面が存在します。ティラノサウルス科の、いわゆる前上顎骨歯ですね。

ロングカーブ計測で26mm。

このイビツな形はティラノサウルス科の前上顎骨歯です。

ご覧下さい、この完全なＤの字。Ｄの字の説明用の教科書があったら掲載したいくらいのＤの字です。

でも、ある点において、決定的な違和感がありませんか？

「あれ」がないのです！

そうです、セレーションがありません。本来、この写真の稜線の部分には、ぎざぎざのセレーションがあるはずですが、この歯化石には存在しないのがお分かりでしょうか。摩耗したのではなく、最初から存在しないのです。摩耗した場合でも、その痕跡が残るものですが、写真をご覧いただくと分かるように、保存状態はほぼ完璧であるにもかかわらず、セレーションが存在しません。

保存状態の良さは、このエナメル質の美しさからも堪能できます。

左右どちらの稜線にもセレーションがありませんね。

こちらでもハッキリお分かりいただけるでしょう。

正解はアウブリソドンの歯化石です。ティラノサウルス科であることを示す「上あご前歯の断面がＤ字型」という特徴を持ちながら、セレーションがない歯ということから、この歯化石の持ち主は、アウブリソドンということになります。アウブリソドンの歯化石は数が少なく、余り目にすることがありません。レックスやアルバートサウルス、ダスプレトサウルスなどと比較しても、明らかにタイプの違う恐竜で、マニアックコレクターを自称するのであれば、一つは抑えておきたいアイテムといえるでしょう。