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トリケラトプスのフリル(襟飾り)/【di768】
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トリケラトプスの襟飾り(フリル)です。トリケラトプスは角竜いや恐竜を代表する生物のひとつです。頭部から生える三本の角が名前の由来になるくらいよく知られていますが、そのホーンと一体化して頭部を覆っているのが襟飾り(フリル)になります。本標本はその一部になります。
ヒビ割れの箇所は接着しています。
発掘された部位を接着しただけの標本です。無骨ですが、その分ナチュラルな味わいがあります。
最大部20cm、重量は600gを超え、立派な標本です。
フリルはものによって厚みや形が異なります。このように一定の厚みではありません。
このような襟飾りが顔全体を覆っていました。防御壁として機能していたのか、それとも同種間での闘争で使われたのか、あるいは異性に対する性的なアピールとして用いられたのか、その用途は不明とされています。顔が重くて首が疲れそうです。
商品スペック
商品ID | di768 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | トリケラトプスのフリル(襟飾り) |
産地 | アメリカ・ヘルクリーク累層 |
サイズ | 19cm×13.5cm×厚2.5cm 615g |
商品解説 | トリケラトプスのフリル(襟飾り) |
トリケラトプスとは?
名前の由来
「3本の角を持つ顔」という意味。3本の角は鼻先の短い一本と、目の上の大きな2本を指す
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
サイズ
体長約9m、体重約5から8トン。成体はアフリカ象の2倍程度です。四肢で歩く
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
今や恐竜の定義として重要なポジション
皆さん「恐竜の定義」をお答え下さい・・・。と言われてすぐに答えることができますでしょうか。現在の学術的な恐竜の定義は、「鳥とトリケラトプスの直近の共通祖先と、すべての子孫」となっています。詳しくはコチラ。
生態
角竜は、恐竜の中でも最後に進化したグループでほとんどが北米。トリケラトプスは、恐竜絶滅前の白亜紀後期(6700-6500万年前)に生きていました。カナダで大量の化石が見つかったこと(おそらく急流の川を渡ろうとして全員溺れ死んだ)で群れをなしていたとされています。
ティラノサウルスからびくびく逃げ惑っていたのか!?
ティラノサウルスなどの巨大肉食獣が現れたら草食恐竜は逃げ惑うばかりですが、トリケラトプスはその巨大な角・強靭な足腰・大きなエリカザリで勇敢に立ち向かっていたのかもしれません。我が子が狙われたときなどは命をかけて獰猛な突進攻撃をしかけ、見事にティラノサウルスの下腹を串刺しにしていたかもしれません。
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
クチバシ
トリケラトプスの口ばしは堅い植物を毎日食べるため磨り減っていきますが、爪のように成長を続けます。
歯
上下のアゴにびっしり一列に生えています。肉食ほどの鋭さはありませんが、肉よりもはるかに堅い中生代の植物をバリバリ食べるために、異常に堅くて太いです。上下の歯ではさみのようにすり切ってむさぼっていました。
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
以下は現代のトリケラトプス!?です
まずはジャクソンカメレオン。トリケラにあこがれて進化したのか、3本の角の位置がそっくりです。
続いてサイ
トリケラトプスも雄同士で縄張りや雌の争いが激しかったようで、エリカザリに角が突き刺さったあとがある化石も見つかっています。