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トリケラトプスの内臓胸部をガードしていたアバラ骨の上質化石/【di715】
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トリケラトプスのアバラ骨の化石です。美品です。
長さはおおよそ12cm。最も厚いところは1.5cm。
アバラ骨は内臓を守るために、弧を描きます。本品はその一部です。
断面。骨の組織を崩すことなく、保存されています。ポイント高いです。
骨の本来のシワや線なども残されています。表面をじっくりご覧いただくと、色々な気づきがあります。
アバラ骨は、複数で、脊椎から胸部や内臓を取り囲むように伸びていて、単体では細く折れやすい骨として知られていますが、たしかにどこか繊細な印象があります。トリケラトプスのアバラ骨は、長いものでは1メートルを超えます。
繊細さゆえの美しさ。
この表面のパターンは写真で見るよりも、複雑で味わい深いです。
アバラ骨の一部でこの大きさ。アバラ骨といえば、「リブ」として焼き肉の部位としてよく知られていますが、そういった視点で見ますと、いかにも立派なリブです。
表面は保護材を薄くコーティングしてあるため、安定状態を維持しています。
骨の層状構造が確認できますね。人間の骨には、表層部には硬い層があり、その中に空洞があるようですが、トリケラトプスも同様の構造をしているようです。
渋くブラウン色のサーフェスをまとった美しい化石です。トリケラトプスのアバラ骨化石のご紹介でした。
商品スペック
商品ID | di715 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | トリケラトプスの内臓胸部をガードしていたアバラ骨の上質化石 |
産地 | アメリカ・ヘルクリーク累層 |
サイズ | 幅12cm 最厚部1.5cm |
商品解説 | トリケラトプスの内臓胸部をガードしていたアバラ骨の上質化石 |
トリケラトプスとは?
名前の由来
「3本の角を持つ顔」という意味。3本の角は鼻先の短い一本と、目の上の大きな2本を指す
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
サイズ
体長約9m、体重約5から8トン。成体はアフリカ象の2倍程度です。四肢で歩く
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
今や恐竜の定義として重要なポジション
皆さん「恐竜の定義」をお答え下さい・・・。と言われてすぐに答えることができますでしょうか。現在の学術的な恐竜の定義は、「鳥とトリケラトプスの直近の共通祖先と、すべての子孫」となっています。詳しくはコチラ。
生態
角竜は、恐竜の中でも最後に進化したグループでほとんどが北米。トリケラトプスは、恐竜絶滅前の白亜紀後期(6700-6500万年前)に生きていました。カナダで大量の化石が見つかったこと(おそらく急流の川を渡ろうとして全員溺れ死んだ)で群れをなしていたとされています。
ティラノサウルスからびくびく逃げ惑っていたのか!?
ティラノサウルスなどの巨大肉食獣が現れたら草食恐竜は逃げ惑うばかりですが、トリケラトプスはその巨大な角・強靭な足腰・大きなエリカザリで勇敢に立ち向かっていたのかもしれません。我が子が狙われたときなどは命をかけて獰猛な突進攻撃をしかけ、見事にティラノサウルスの下腹を串刺しにしていたかもしれません。
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
クチバシ
トリケラトプスの口ばしは堅い植物を毎日食べるため磨り減っていきますが、爪のように成長を続けます。
歯
上下のアゴにびっしり一列に生えています。肉食ほどの鋭さはありませんが、肉よりもはるかに堅い中生代の植物をバリバリ食べるために、異常に堅くて太いです。上下の歯ではさみのようにすり切ってむさぼっていました。
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
以下は現代のトリケラトプス!?です
まずはジャクソンカメレオン。トリケラにあこがれて進化したのか、3本の角の位置がそっくりです。
続いてサイ
トリケラトプスも雄同士で縄張りや雌の争いが激しかったようで、エリカザリに角が突き刺さったあとがある化石も見つかっています。