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恐竜の代名詞トリケラトプスの頑強な歯化石(Triceratops tooth)/【di680】
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恐竜の代名詞的な存在ともいえるトリケラトプスの歯化石です。
トリケラトプスは現生最大の陸上生物の一つである象をも超える巨体と、三本の角を有することで、あまりにも有名です。トリケラトプスは、草食恐竜でした。あれほどの巨体を維持するために、どれほどの植物が必要だったことでしょう。
現生の象は、1日に100kg単位の草木を食べると言います。トリケラトプスは爬虫類ですが恒温動物であるため、相当なエネルギーを必要としたことでしょう。現生の象と同じくらいか、それ以上の草木を食べていたかもしれません。その食事を支えたのがこの頑強そうな歯です。
草木をかんですりつぶすようにして食べたのでしょう。
恐竜の歯はデンタルバッテリーと呼ばれる機能を有しており、次々と歯が入れ替わり立ち替わり生えてきます。古い歯は抜け落ち、新しい歯が現れるのです。そうした機能が無ければ、生存が危ぶまれるほど「噛む」ことが重要だったのは想像に難くありません。
肉食恐竜のようなセレーションはありませんが、いかにも頑丈で耐久力がありそうな歯です。恐竜らしい迫力を備えています。
商品スペック
商品ID | di680 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 恐竜の代名詞トリケラトプスの頑強な歯化石(Triceratops tooth) |
産地 | アメリカ・ヘルクリーク累層 |
サイズ | ロングカーブ計測2cm |
商品解説 | 恐竜の代名詞トリケラトプスの頑強な歯化石(Triceratops tooth) |
トリケラトプスとは?
名前の由来
「3本の角を持つ顔」という意味。3本の角は鼻先の短い一本と、目の上の大きな2本を指す
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
サイズ
体長約9m、体重約5から8トン。成体はアフリカ象の2倍程度です。四肢で歩く
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
今や恐竜の定義として重要なポジション
皆さん「恐竜の定義」をお答え下さい・・・。と言われてすぐに答えることができますでしょうか。現在の学術的な恐竜の定義は、「鳥とトリケラトプスの直近の共通祖先と、すべての子孫」となっています。詳しくはコチラ。
生態
角竜は、恐竜の中でも最後に進化したグループでほとんどが北米。トリケラトプスは、恐竜絶滅前の白亜紀後期(6700-6500万年前)に生きていました。カナダで大量の化石が見つかったこと(おそらく急流の川を渡ろうとして全員溺れ死んだ)で群れをなしていたとされています。
ティラノサウルスからびくびく逃げ惑っていたのか!?
ティラノサウルスなどの巨大肉食獣が現れたら草食恐竜は逃げ惑うばかりですが、トリケラトプスはその巨大な角・強靭な足腰・大きなエリカザリで勇敢に立ち向かっていたのかもしれません。我が子が狙われたときなどは命をかけて獰猛な突進攻撃をしかけ、見事にティラノサウルスの下腹を串刺しにしていたかもしれません。
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
クチバシ
トリケラトプスの口ばしは堅い植物を毎日食べるため磨り減っていきますが、爪のように成長を続けます。
歯
上下のアゴにびっしり一列に生えています。肉食ほどの鋭さはありませんが、肉よりもはるかに堅い中生代の植物をバリバリ食べるために、異常に堅くて太いです。上下の歯ではさみのようにすり切ってむさぼっていました。
画像「トリケラトプス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
以下は現代のトリケラトプス!?です
まずはジャクソンカメレオン。トリケラにあこがれて進化したのか、3本の角の位置がそっくりです。
続いてサイ
トリケラトプスも雄同士で縄張りや雌の争いが激しかったようで、エリカザリに角が突き刺さったあとがある化石も見つかっています。