- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- 恐竜の化石販売
- その他の獣脚類の化石
- スピノサウルスの化石販売
- 11cmオーバーで厚い!スピノサウルス巨大歯(Spinosaurus)
11cmオーバーで厚い!スピノサウルス巨大歯(Spinosaurus)/【di656】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
白亜紀のアフリカの雄、スピノサウルスの極太歯です。縦線もしっかり保存されています。
反対側から見ても、ご覧のとおり。
先端にかけて、茶色から良い褐色にグラデーションしていきます。保存状態の良さを表します。
わずかに湾曲しています。魚食性とされていますが、この歯でなければいけないほど、白亜紀には巨大で硬い魚がいたのでしょうか。石でも食べていたのか、と言いたくなるほど、強大な歯です。水辺に近づいてくる恐竜も犠牲になったのは間違いないでしょう。
この縦線の意味、役割ですが、恐竜の爪にある血抜き溝と同じで、グサっと差し込んだ後、抜きやすくするための工夫なのでしょう。ずっと刺さったままだと、抜けずに折れてしまったり、再度噛みつくことができない等の問題がありそうです。この縦線からいっても、明らかに切り裂くのではなく、噛みつぶす、差し込む、そういった噛みつき方をしたのでしょう。現生のワニのように。
ワニとえば、史上最大のワニ、サルコスクスがいますが、サルコスクスの歯はスピノサウルスと比較するととても少なく希少ですが、大きさを比較しますと、全体的としてスピノサウルスのほうが長いものが多いです。またスピノサウルスの歯は華奢だと言う印象を持つ人もいるようですが、最大級の歯の比較で言えば、ティラノサウルス・レックスにも勝るような歯があります。歯から想像するだけで、この恐竜がどのようなクリーチャーであったのか、想像に難くありません。まさにモンスターというべき存在だったことでしょう。
カーブ計測で11cm強と長さもあります。太いので、長く見えませんが。
明らかに保存状態が良い歯です。
商品スペック
商品ID | di656 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 11cmオーバーで厚い!スピノサウルス巨大歯(Spinosaurus) |
産地 | Kem Kem basin, Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測 11.3cm |
商品解説 | 11cmオーバーで厚い!スピノサウルス巨大歯(Spinosaurus) |
この商品を購入されたお客様のお声
早速に商品、お送りいただきありがとうございす。スピノサウルス歯、カルトノドンサウルス歯、古生代シダ等、いずれも素晴らしいもので満足しています。実は、高等学校の理科(生物・化学)の教員なのですが、今年急遽、地学を教えることになって、その教材半分、自分の趣味半分で購入しました。(もちろん予算は付かないので自腹ですが)両恐竜の歯の形状は、生活形や食性の違いををよく表していて、とても興味深いです。生徒には少しでも実物に触れて、興味を持ってもらえればと思います。
京都府/男性
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org