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白亜紀の俊足なハンター、ドロマエオサウルスの歯(Dromaeaosaur tooth)/【di630】
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白亜紀の俊足ハンターこと、肉食恐竜ドロマエオサウルスの歯化石です。
ご覧のように、非常に保存状態が良好です。
セレーションはほぼ完全に残っています。
表面の縦線も見事にカーブに沿って入っています。
インナー側のセレーションもこのように見事です。
ロングカーブ計測で19mmです。
反対側はさらに保存状態が良く、エナメルのパターンを楽しめます。
歯の腹部分に成長のプロセスを表しているのでしょうか、規則的な凹凸が見られます。肉食恐竜の歯にはよく観察される波模様です。
商品スペック
商品ID | di630 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 白亜紀の俊足なハンター、ドロマエオサウルスの歯(Dromaeaosaur tooth) |
産地 | アメリカ・ヘルクリーク累層 |
サイズ | ロングカーブ計測 1.9cm |
商品解説 | 白亜紀の俊足なハンターとして知られる肉食恐竜、ドロマエオサウルスの歯化石です。 |
ドロマエオサウルスとは?
鳥に限りなく近い恐竜
ドロマエオサウルスとは、白亜紀前期から絶滅まで北米大陸で繁栄したデイノニコサウルス類に属する恐竜のグループです。
外見は鳥に良く似ており、少しなら飛ぶことができたかもしれません。
高い知能と高い運動能力
最大の特徴は体の割合からすると相当大きかった脳の容量です。この脳の大部分が運動能力を司る小脳で構成されていたとすれば、抜群の運動神経を誇ったと考えられます。大脳であるとすれば、組織的な動きで狩を行ったのかもしれません。
ジュラシックパークで主人公らを苦しめ大活躍をしたヴェキラプトルと同じ仲間のグループにあたります。
映画で描かれたように50km/hを超える速度で移動し、その長く鋭いカギ爪で集団でいっせいに相手に飛び掛り、狩をしたと考えられています。
100%ハンター宣言
後足の人差し指が上を向いており、これは相手に飛び掛る際、しっかりホールドするのに大変役立ったのではないかと考えられています。
体の構造が100%ハンター仕様になっていることから、白亜紀のハンターなどと呼ばれることがあります。
画像『Dromaeosaurus』。URL:http://en.wikipedia.org/wiki/引用