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狡猾なハンター恐竜!ドロマエオサウルスの美歯(Dromaeosaurus)/【di533】
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白亜紀北アメリカの地に存在した、狡猾なハンター恐竜として有名な、ドロマエオサウルス(Dromaeosaurus)の美歯が登場!
特に、トップにかけての美しさは注目です。
こちらは、デイノニクス。本種ドロマエオサウルスに近い種で、「ラプトル」に属する恐竜です。ドロマエオサウルスはデイノニクスより一回り小さく、全長は1.5~2m前後、画像のように同じく鋭い爪をもった小型の肉食恐竜です。
こちらが表とすると
こちらが裏側。いい色をしていますね。そして、インナーカーブのセレーション(ギザギザ)が素晴らしい。
ここです。
拡大してみました。この粒つぶしているのがセレーションといわれる箇所です。数ミリの単位で並ぶ粒つぶセレーションは、獲物をそぎ切りにする役割を担っています。
先端部が少し欠けていますね。これは、恐竜の歯によくある、いわゆる「摩擦痕」といわれるもので、獲物に先端部が当たって擦れたときに生じるものです。
まるで、チャックが閉じられたかのようにつづくギザギザセレーション。状態の良さが分かります。
体長1.5~2m前後ですから、ほぼ、人間サイズと変わらないくらいの恐竜ですね。本標本は、北アメリカのモンタナ州ヘルクリーク層で発掘されたものです。
ドロマエオサウルスの素晴らしさは、同時期、同じ地に、ティラノサウルス科の大型恐竜が棲息する中、彼らとは別の土俵で狡猾に狩りをし、賢く生き延びてきたということです。ドロマエオサウルスの最初の発掘者は、古生物学で最も有名な人物の一人である、バーナム・ブラウンです。ティラノサウルスの最初の化石を発見した人物としても有名です。
商品スペック
商品ID | di533 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 狡猾なハンター恐竜!ドロマエオサウルスの美歯(Dromaeosaurus) |
産地 | アメリカ・ヘルクリーク累層 |
サイズ | ロングカーブ最長部 2.6cm |
商品解説 | 「ラプトル」として知られている、ドロマエオサウルスの状態抜群の歯化石です。 ティラノサウルス科の大型恐竜が棲息する白亜紀の同じ時代、同じ地で、ドロマエオサウルスは小型の体型を生かし、素早い動きで狩りをする、ハンター恐竜でした。 |
ドロマエオサウルスとは?
鳥に限りなく近い恐竜
ドロマエオサウルスとは、白亜紀前期から絶滅まで北米大陸で繁栄したデイノニコサウルス類に属する恐竜のグループです。
外見は鳥に良く似ており、少しなら飛ぶことができたかもしれません。
高い知能と高い運動能力
最大の特徴は体の割合からすると相当大きかった脳の容量です。この脳の大部分が運動能力を司る小脳で構成されていたとすれば、抜群の運動神経を誇ったと考えられます。大脳であるとすれば、組織的な動きで狩を行ったのかもしれません。
ジュラシックパークで主人公らを苦しめ大活躍をしたヴェキラプトルと同じ仲間のグループにあたります。
映画で描かれたように50km/hを超える速度で移動し、その長く鋭いカギ爪で集団でいっせいに相手に飛び掛り、狩をしたと考えられています。
100%ハンター宣言
後足の人差し指が上を向いており、これは相手に飛び掛る際、しっかりホールドするのに大変役立ったのではないかと考えられています。
体の構造が100%ハンター仕様になっていることから、白亜紀のハンターなどと呼ばれることがあります。
画像『Dromaeosaurus』。URL:http://en.wikipedia.org/wiki/引用