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まるで筍!スピノサウルス美歯/【di467】
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あれ?筍だと勘違いしました?こちら、れっきとした恐竜の歯ですよ。勘違いしてもらっては困りますねぇ。
最大の肉食恐竜とよばれているスピノサウルスの歯ですから。
この縦の筋を見たらすぐに分かるでしょう?いかにもスピノサウルスの歯です。え?やっぱり筍に見えるって?
確かに似ていると言われれば・・・。でもこのトップチップの細やかな溝を見てください。このざらざらを摩擦にして獲物を仕留めていたんですから。
ここです。筍には有り得ないざらざらでしょう?魚類を突き刺していたスピノサウルスのれっきとした歯なんです。
この質感。
こんなにいい色に置換した歯根も注目。だれが筍なんて言ったんです?
筍かと一瞬間違うくらい、形のいい円錐状なんです。長さだって7cmありますよ。歯根部分の周長は8cmあるんですから、結構なものです。
エナメルの保存状態もいいですね。
ティラノサウルスのように、?淵にギザギザナイフのようなセレーションがないのがスピノサウルスの特徴ですよ。かわりに、いかにも魚を突き刺しやすいような溝が刻まれていますね。
もうこれを筍なんて言わせません。かなり質の高いスピノサウルスの歯です!
そびえ立つ1本の歯。こんなニョキニョキした歯がずら~っと口に並んでいたのですから、スピノサウルスはそら恐ろしい恐竜です。
はい。確かに1箇所接着痕があります。でも、それさえも気にならないほど造形が美しいのです。
この赤みがかったブラウン色から黄味がかったブラウン色へ変化するところを楽しんでいただきたいです。そして溝の深さや質感も。
人に見せるとき、「実はこれ、季節はずれに採れたミニ筍でね・・・。」なんて言うと、完全に信じてしまいそうです。
筍化石ならぬ、スピノサウルスの美歯でした!
商品スペック
商品ID | di467 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | まるで筍!スピノサウルス美歯 |
産地 | Morocco |
サイズ | 7cm(ロングカーブ) / 最大周長 8cm |
商品解説 | まるで筍!スピノサウルス美歯の登場です。 ロングカーブ7cm、最大周長8cmのとても美しい歯です。 一瞬、ミニ筍に見えますが、それほど形のバランスがとれている歯でもあります。 ブラウン色は自然光に照らすと、もう少しダークに映ります。 スピノサウルスに特徴の、縦に入った筋がよく見てとれます。 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org