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小さいけど、きれい!カルカロドントサウルスの美歯/【di458】
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小さいけれど、とっても状態がいいです。
形からいって成体の小さい歯というより、幼体の歯でしょうね。
セレーションを綺麗に残しています。
カルクらしい、薄くて広い歯です。
100円といい勝負。お財布に入れることができるサイズです。恐竜(きょうりゅう)だけに、強運(きょうりゅううん)が身に付く?苦しい??
反対側もまずまず。一部補修がありますが、ごくわずか。
堆積土がミネラル化してカチコチです。化学反応も収まり安定しています。
かなり可愛い歯です。可愛いといっても現生のライオンの歯くらいはありますからね。幼体といっても2-3mくらいは少なくともあったのではないでしょうか。小型から中型のラプトルくらいのサイズでしょうか。
ナイフ系の形をしていますね。実際に、果物あたりを切ると、よく切れそうです。切ってしまいたい衝動に駆られます。ティラノサウルスの歯は、どう考えても切るような構造になっていません(実際の標本をお持ちの方はよくおわかりだと思います)。しかし、このカルクの歯は、じつによく切れそうなシェイプをしています。手に擦りつけてみると、肉を線で刺激される感触が味わえます。ホオジロサメの歯と酷似していることから名付けられた、その命名に、納得しました。
商品スペック
商品ID | di458 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 小さいけど、きれい!カルカロドントサウルスの美歯 |
産地 | Morocco |
サイズ | 3cm(ロングカーブ) |
商品解説 | カルカロドントサウルスといえば、やっぱりティラノサウルスを凌ぐ、とさえ言われる巨大肉食恐竜。 アフリカンT-rexを異名があるほどです。 しかし!今回ご紹介する歯は、可愛らしく、そして美しい。 カルクの歯としてはかなり小さい歯です。 成体の短い歯というより、幼体の歯でしょうね。 非常に薄く、しかし、とてもきれいです。 セレーションも保存されています。 恐竜の歯として、本来あった機能をすべて残しつつ、見れば見るほど、かわいく思えてくる、そんな歯です。 |
この商品を購入されたお客様のお声
恐竜の歯届きました。毎日、恐竜の絵を描いている子供への誕生日プレゼントに用意したものです。草食恐竜の歯と肉食恐竜のそれを並べ、比較させてディスプレイしようと考えています。どんな絵が描けるのか・・・楽しみです。迅速な対応ありがとうございました。
東京都/男性
カルカロドントサウルスとは?
ティラノの地位をおびやかす最強説
カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。
事実、発見された頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリカンカルカロドントとでも呼ばれていたのでしょうか。
科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。
名前の由来
まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
歯の特徴
カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたとされる。日本刀の切れ味ごとく肉を切り落とし、優雅にハントしていたのかもしれません。
前肢(まえあし)
T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な前肢が有名ですが、カルカロドントサウルスの前肢は、それとは異なり、かなり頑丈であったとされる。前肢を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたことでしょう。くわばらくわばら。